代表弁理士　宮川 壮輔

ここ数年、政府はスタートアップの支援を
強化していますね(｀´)
おそらく、数年前よりスタートアップの
意識がずいぶんと社会に浸透している
ように思います!(^^)!

そんな政府のスタートアップ支援の
取り組みの1つとして、
啓蒙活動があります(-_-)゜zzz…
その中でも、経産省･特許庁所管の
INPITという組織が、
スタートアップにおける知財の重要性
について、発信していますd(^_^o)

最近おもしろいのは、
スタートアップのドラマの発信ですね。
企画･制作は、面白法人カヤックです。
カヤックは、ここ数年、
INPITの知財啓蒙動画を
企画･制作しています(^o^)

今回のドラマのタイトルは、
“スタートアップは突然に”。
INPIT「スタートアップは突然に」

もちろん、面白法人カヤックですから、
知財テーマなんだけど、
おもわず笑っちゃうっていう軽いテイストです。

全5話で1話完結なんだけど、
“全話最終回”としているのが
良いですね(*^O^*)

最初見ようとしたとき、
“ん？これはどこから見ればいいの？”
と迷いましたが、シーズン1から
順番に見ました(^_^;
それぞれ1話2分程度ですので、
5話見ても大して時間はかかりません。

知財業界人として気になったのは、
内容というより、
“なぜこのテーマなんだろう？”
ということですね(^-^)
スタートアップの知財の重要性といっても、
切り口はたくさんありますので、
今回の5話分のテーマにしたことには、
制作者側の意図があるでしょうからね。

5話の全体を見てみると、
テーマはこんな感じですね。

●1話
　知財の契約には要注意

●2話
　機密情報の扱いには要注意

●3話
　共同研究には要注意

●4話
　海外進出時の知財には要注意

●5話
　アイデアの外出しには要注意

1話では、知財関連の契約を結ぶときは、
しっかりと契約内容を把握しましょう、
ということですね(^_^)b
確かに、契約は重要なのにもかかわらず、
起ち上げ期においては、
法務に詳しい人はなかなか
いないでしょうからね(>_<)
でも、ちゃんと契約内容を検討しなきゃいけない、
ということを発信することは重要ですね。
しかも、困ったときは、INPITに
相談できますからね(^o^)

2話は、機密情報の扱いですね。
これは、機密情報が漏えいする
というのではなく、雇った社員が
前職の機密情報を無断で流用する、
というケースにしてます(・o・)
ちょっと変わったアプローチだなぁ、
と思って見ましたが、
技術力の高い社員を雇ったときも、
しっかりとリスクを認識して、
という注意喚起には良いかもしれません。

3話の共同研究や、
4話の海外での知財などは、
確かにマストで入れたいでしょうね。

ちょっと変わってるのが5話。
表向きは、“産業スパイにご用心”
という感じでした(^□^)
もちろん、産業スパイって
実際にいるとは思いますが、
知財啓蒙の5項目のうちの1つに
上げるのは、ちょっと違和感。
おそらく、産業スパイっていうより、
自社で考えたアイデアを
簡単に他者に教えないで、
ということなんじゃないか、
と勝手に置き換えました(*^O^*)

知財というお堅い世界観の中で、
面白法人カヤックのように
おもしろい企画で知財の啓蒙を
していくというのは良いですよね(^o^)

個人的には、
知財関連のカヤック企画、
いつも楽しみにしています(^O^)

それでは、続きはまた次回。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・スタートアップ支援の強化！
・知財啓蒙動画あり！
・オモシロ動画で知財浸透！

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