代表弁理士 宮川 壮輔
前回、知財に力を入れていきたいという
中小製造業が意識すべきこと
についてお話ししました。
以下の3点が重要でしたね(^○^)
(1)知財とは違いである
(2)経営の未来像を描け
(3)目標と行動計画で実施せよ
中小製造業が知財経営を行うにはどうすればいい?
今回は、(2)経営の未来像を描けについて。
“知財”とは“違い”のことでしたね。
これから“違い”創りに
力を入れていくにしても、
どんな“違い”を創れば良いんでしょう?
やみくもに創ろうとしても
効果的ではありませんね(>_<)
やはり、まずは未来像を描くことが
先です(^○^)
会社をどんなふうにしたいのか、
どんな事業を行っていたいのか、
会社の未来像を描きましょうφ(.. )
会社の未来像といっても、
普段考えていないのに
いきなり明確な未来像は描けません。
社長個人のゴールを描き、
その上で会社のゴールも
少しずつ固めていきましょう(^○^)
なるべくなら、現在の延長線上にない
抽象度の高いゴールを描く方が
良いですねd(^_^o)
そのためには、
本当に自分が目指したいことを
自問自答しながら深く考えていく
必要があります(-_-)゜zzz…
それを会社のゴールとして
言語化しましょうφ(.. )
会社のゴールをクリアにして
言語化できたら、
次は、ゴールに向かうための
未来の事業の構造を
より具体化しましょう(^O^)
未来の事業では、
どんな顧客のニーズに対して、
どんな価値を提供するのか、
その価値をどんなビジネスモデルで
提供するのか、について
少し具体的に落とし込んでいきましょう。
これを実現するためには、
どんな資源が必要でしょうか?
それら必要な資源も明確にしたい。
ここで重要なのは、
“顧客のニーズ”と、
“ビジネスモデル”と、
“資源”ですねd(^_^o)
次に、現在の事業を明確にします。
現在は、どんな顧客のニーズに対して、
どんなビジネスモデルで、
どんな価値を提供しているのか。
そして、どんな資源を持っているのか。
未来の事業構造と、
現在の事業構造が分かれば、
あとは差分を明確にして、
これから、その差分を埋めるようにして
会社の具体的にやるべき行動の
方向性が決まりますね(^O^)
このように、会社のゴール、
未来の事業構造、
現在の事業構造、
差分を埋める行動の方向性、
を明確にしていきましょう(^_^)b
実は、これは、
「経営デザインシート」といって、
知財戦略本部などが
昔から提唱している考え方です。
未来から逆算して
ビジネスモデルや資源を構築していく、
という考え方は、
とても良いと思います(^○^)
ただし、これは資源ベースの考え方が
やや強く、顧客ニーズの意識が
やや弱いですね(>_<)
未来の事業構造を考えるとき、
どんな顧客のどんなニーズに対して、
どんなメリットを与えるのか
について深くしっかりと考えを
深めていった方が良いです(-_-)゜zzz…
つまり、会社としてやりたいことを
ベースにして、
「顧客のニーズに応える」
という意識を一貫させて、
そのためのビジネスモデルと資源を
構築するということを
強めに持っていたいですね(^O^)
続きは、また次回。
━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●
・経営のゴールを言語化!
・未来と現在の事業の差分!
・顧客ニーズをブラさない!
━━━━━━━━━━━━━━━
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ