代表弁理士 宮川 壮輔
これからの中小製造業は、
どのような特許の取り方をしていけば
良いんでしょうか?
最近、上場企業のための指針が
知財重視に改訂されたり、
政府によるスタートアップ支援が
活発化したり、
知財界隈が熱くなっています(^o^)
でも、今まで特許に対してそれほど
重視してこなかった中小製造業も
多いでしょう(^_^;
特許を取って何が良くなるのかが
よく分かりませんでしたからね(ToT)
マクロ的には、特許よりも、
企業努力で原価を下げ、
なるべく他社よりも安く提供することに
重きをおいていました(@_@)
気が付いたら、日本は、
適正に物価が上がらず、
給料も上がらず、
高品質でそこそこ安いという
世界的にもお買い得な国に
なりつつありますね(ToT)
このような負の連鎖を断ち切るためにも、
令和のこれからは、しっかりと
付加価値を上げていきたいp(^_^)q
中小製造業がこれから付加価値を
上げていくにあたって、
効果的に特許を取得していきたい
ですよね(^O^)
では、中小製造業にとっては、
どのようにして特許を取っていくのが
良いんですかね?
これに唯一絶対の答えはありません。
ただし、一つの方針としては
以下の戦略があります(^_^)b
●ニッチトップ戦略
これは、文字通り、
ニッチな分野でトップを取ることですね。
この分野ではNo.1という技術力や
製品力を目指すということ(^o^)
秋葉原から天下を取ったAKB48や
関西からメジャーになった関ジャニ∞も
本質は似たようなものです(^_^)b
こういう場合、特許の取り方としては、
ニッチ国の主になることです(`ε´)
特許というのは、
ドラマ“それってパクリじゃないですか?”
でも言われていたように、
「言葉を武器にした陣取り合戦」
です(^_^)v
ニッチな技術領域の中で、
特許の領土をなるべく広げていくこと
を目指したい(^○^)
例えば、ニッチな技術領域が100あるとして、
その中で、5から10、そして20、30、40、
さらに50、60、70、80と陣地を広げていく。
でも、競合だって、その動きに気付けば、
特許を取ろうとしてきますよね。
100の陣地の取り合いですからね(`´)
なので、なるべく広く陣地を取るためには、
ほとんど荒らされていない領域を先に見つけて
早めに着手した方が良いですね。
そのためには、将来に目を向けて
将来から今を逆算したい(@_@)
つまり、製品や技術の未開拓な
未来像を決めて、その未来像に
到達するために、必要な製品や技術を
ひっそりと磨いていきます(^x^)
その未来像を実現するために
必ず必要な基本領域を
最初から意識して、
その基本領域から優先的に
陣地を取っていきましょう(^_^)v
なぜなら、基本領域というのは、
競合他社が実施しようとしたときに、
必ず通らなければならない領域であって、
実施しようとすると必ず自社の特許を
侵害するようにすることができるからです。
中小製造業が、目指すべき
特許戦略として、ニッチトップを狙う、
というのは、効果的な戦略の一つだと
思いますよ(^_^)b
続きは、また次回。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・付加価値を上げていこう!
・ニッチトップを目指そう!
・基本領域の陣地を取ろう!
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