代表弁理士 宮川 壮輔
先日、特許庁から、
こんな事例集が出されましたd(^_^o)
●「知財経営の実践に向けたコミュニケーションガイドブック」
「知財経営の実践に向けたコミュニケーションガイドブック」(特許庁)
知財を全面に出して、
知財を経営に活かす、というのは、
大企業ならまだ受け入れ易いかも
しれないけど、中小製造業には、
若干、受け入れにくい気がしますね。
「知財」って言われても、
よく分からないですからね(^_^;
「知財」という言葉からは、
“なんかスゴイ感じのものじゃなきゃイケない?”
って感じが出てますよね。
でも、中小製造業の場合、
あまり、「知財」という大層な言葉に
引っ張られない方が良いですね(^O^)
“自社独自のやり方”
くらいの軽い感じでOK。
この“自社独自のやり方”というのは、
「知財」という言葉からすすけて見えるような
独自の自社製品とか自社技術だけ
ではありません(^_^)b
例えば、朝礼の進め方、会議運営、
人事評価、教育システム、営業のやり方、
短納期のシステム、銀行との付き合い、
地元のネットワークなど、
ヒト・モノ・カネの全てが対象になります。
会社を経営していると、
実は“自社独自のやり方”って、
いろいろ創ってきたはずなんだけど、
あまり意識はしていなかった、
というケースが多いですよね(^O^)
でも、これからは、“自社独自のやり方”を
意識して作り上げていくっていうことが
とても重要です(^-^)
“自社独自”であるということは、
他社とは違うということですね。
なので、“他社のやり方”を把握する
ことも重要です(^_^)b
今までは、“他社のやり方”を
把握する意識がそんなに
高くなかったんですよね。
ただし、“他社のやり方”を把握する
といっても、必ずしも、
“他社がこうやっている”
というところまで認識する必要は
ありません(^-^)
外から見たって分からないことは
たくさんありますからね(?_?)
なので、重要なのは、
具体的な他社A社を認識する
というよりも、業界でよくあるような
仮想他社をイメージするということです。
“業界内の仮想他社はこうやっているはず。
でも、うちはこういうやり方でやっていこう“
という意識でOKです(^_^)b
“うちは、仮想他社とは違う
独自のやり方を創っていく“
と意識することが、重要なスタート地点。
その“独自のやり方”は、
ヒト・モノ・カネの何でもOKですし、
どんな小さなことでOKですからね。
「知財」を経営に活かす、
というのは大企業の話しであって、
中小製造業の場合、
まずは、“仮想他社とは違う
独自のやり方を創る“
ということを意識することから
始めていきましょう(^O^)
ここでは何回かお伝えしていますが、
「違い」が「知財」となり、
それが「理財」となります。
「違い」を創って付加価値を上げ
高収益企業を目指しましょう。
続きは、また次回。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・知財とは自社独自のやり方!
・仮想他社をイメージ!
・仮想他社とは違うやり方!
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