特許実務の進歩性感覚は他で使えるの?

代表弁理士 宮川 壮輔

特許を取るための要件の一つとして、
「進歩性」というものがありますd(^_^o)

出願された内容が、
従来のレベルと比べて
進歩発展しているかという要件です。

特許実務をやっていると、
「進歩性」の判断軸や創造力が
鍛えられてきます(`ε´)
“進歩性感覚”とでも言うのでしょうか。

そして、この“進歩性感覚”は、
ビジネスのいろいろな創造の場面で使えます(-_-)゜zzz…

直接的には、
コンセプト作りに能力を発揮できます。

コンセプトというのは、
“独自のウリ”を言葉で表現する
ものですねφ(.. )

“独自の”と言うからには、
他社製品やサービスを知らなければ
なりません(^_^)b

自社製品から他社製品を引いた
残った部分です。
つまり、こういうことです。

「自社製品-他社製品=コンセプトのタネ」

このコンセプトのタネを抽出して、
対象とする顧客に刺さるように
磨き上げることがコンセプト作りです。

“進歩性感覚”が鍛えられると、
・コンセプトのタネの抽出
・コンセプトのタネの磨き上げ
が、わりとしっくりできます(^○^)

よくあるのが、他社製品の特徴を
引き切れていないケース(^_^;
“この製品のウリはなんですか?”
と問われたとき、
“これとこれとこれが良いんです”
という答えの中に、
競合製品のメリットが含まれている、
なんてことは本当によくあります。

“進歩性感覚”が鍛えられていると、
“今の答えには従来例が含まれてるな”
というのがすぐに分かります(@_@)
そうすると、従来例と同じものは捨てて、
この製品だけの独自のウリを抽出する
ことに注力することができます。
強力なコンセプトに仕立て上げ易いんです。

このようなコンセプト作りの能力を磨くと、
それこそいろんなビジネスの創造の場面で
使えます
(^_^)b

例えば、こんな場面。

・事業計画作り
・ホームページ作り
・販促ツール作り
・マーケティング


事業計画って、最近では、
特に補助金申請などで作りますよね。
このとき、優位性の高い事業であることが
審査項目になっていることがあります。
つまり、自社事業が、他社事業と比べて
優位な点があるかどうかということであって、
これってまさにコンセプトであり、
“進歩性感覚”なんですね
(^○^)

このような優位性を磨き上げることは、
“進歩性感覚”があると結構
すぐにできるようになります(^_^)b

また、ホームページ作りや
販促ツール作りなどは、
ざっくりとマーケティングと言えますね。
これらのときも、競合他社との違いを
言葉やデザイン、写真、動画などで
表現するわけですが、
このときに、幹となるのが
コンセプトですねd(^_^o)
コンセプトに基づいて、
製品のウリを表現していくわけです。
ですので、“進歩性感覚”は、
マーケティングの場面でも
非常に使えます
(°°)

特許実務って結構狭い世界なんだけど、
ここで鍛えられた“進歩性感覚”は、
他の分野でも意外と使えますよ。


続きは、また次回。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・進歩性感覚を身に付けよう!
・進歩性感覚は意外と使える!
・コンセプト作りに使える!

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