第633回:特許アイデアを膨らませるには?

今回は、特許のお話し。

お客様から特許の相談を受けるとき、
“これって特許取れますか?”
という感じで始まることが多いです(^O^)

こちらは、そのアイデアや工夫点等を
いろいろと聞いていきます(^_^)
しかし、初回の相談で、
“これは特許イケそうですね”
となることはほとんどありません。

ですので、そこで意気消沈して
諦めてしまうケースも多いです(ToT)
一方、そこから何とか特許を
取るために改善しようとする方も
いらっしゃいますp(^_^)q

特許を取得するには、
何度も改善して改善して
食らいつく情熱やエネルギーが
絶対必要です
(`ε´)

そのようなやる気のある方には、
こちらから課題を出して、
後日、改めて打ち合わせとなります。

このような改善の案内やサポートを
10年以上行ってきました。

現在は、やる気のある企業に対して、
全5回のミーティングで
特許取得まで深掘りするサポートを
提供しています(^_^)b

このようなサポートをしてきて思うのですが、
やはり分野によって特徴がありますね。

大きく分けると、構造系システム系です。

まずは、構造系。
これは、機械、装置、器具、日用品
などのように、形のあるものです(^-^)

構造系は、システム系と比較して、
自由度が低いです
(>_<)
物理的に形を実現しないと
イケませんからね。
物理的制約から、できないことが
相対的に多いです(>o<)

頭の中だけで考えるなら、
深掘りすることはできるのですが、
“それって本当に製造できるのか”とか、
“それって本当にニーズがあるのか”など、
現実問題として考えなければいけない
ことが多いですね(^O^)

ですので、構造系のアイデアを
深掘りする場合は、
現実とニーズを考慮に入れて、
あまり小さなアイデアに固まらない
ようにした方が良いです
p(^_^)q
その方が、手戻りが少なく、
効率よく深掘りができます。

一方、システム系は、
相対的に自由度が高いです。

あれもできる、これもできる、
という感じで、いろんな機能を
付加することができます(^O^)

ただし、システム系は、
深掘りがやりにくいですね。
いろんな機能を出せるのですが、
それらの機能が並列関係になるため
横方向の思考になりがちです(?_?)

特許レベルに磨いていくには、
1つの課題にフォーカスして、
縦方向に思考を深めていく方が
効果的です
(^_^)b
システム系の場合、
縦方向に因果の関係を
深めていくのが難しい場合が多いので、
横方向に広がっていくことを抑えることが
重要になってきます(@_@)

つまり、いろんな課題を考えると、
いろんな機能が出てきて
発散してしまいますので、
1つの課題に注力して、
その1つの課題に対する
機能を考えるように制限を
かけた方が良いです
(^O^)

そして、それらの機能の深掘りと
並列結合で特許まで磨くというのが、
現実的ですね( ̄^ ̄)ゞ

アイデアの深掘りや改善を行うとき、
ぜひ頭の中に入れておいて下さい。


それでは続きは、また次回。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・改善、改善、改善!
・構造系は、現実とニーズ!
・システム系は、深掘りと並列!

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