今回も、爆売れ開発のお話し。
前回の続きで、事業企画についての
お話しです(^○^)
これからの中小製造業は、
製品開発を行う前に、
事業企画を検討すべきですね。
事業企画というのは、
本当に作れて
本当に爆売れするのか、
について裏付けを取ることでした。
本当に爆売れするかについては、
事業再構築補助金等の
補助金申請時の事業計画書が
非常に参考になりますね(^_^)b
実は、新製品の販売前に
事業計画書を作ることに関しては、
反対説と賛成説があります。
反対説としては、
新製品なんて
どうせ計画通りにいかないんだから、
時間や労力をかけてそんなものを
作るくらいなら、
顧客とコミュニケーションを取って、
せっせと改良を繰り返して、
製品力を高めた方が良い、
といった感じかな。
私としては、以下の2つの条件の
組み合わせに応じて、
決めるべきと考えてます(^_^)v
●市場創造型の新製品か、
従来型の改良製品か?
●事業計画に慣れているか?
2×2で4とおりの組み合わせが
ありますね(^o^)
これら4とおりの組み合わせのうち、
(1)
・市場創造型の新製品であって、
・事業計画に慣れている場合。
→事業計画不要です。
ゼロから市場を創造するということは、
今までにない新製品ですから、
これは認知させるのに、時間がかかります。
それこそ、先のことは誰にも分かりません。
さらに、事業計画に慣れているなら、
細かな数値計画等は作らなくても
状況に応じて臨機応変に
対応していけば良いでしょう(^○^)
しかし、それ以外の以下の3つの場合は、
事業計画書を作った方が良いです。
(2)
・市場創造型の新製品であって、
・事業計画に慣れていない場合。
(3)
・従来型の改良製品であって、
・事業計画に慣れている場合。
(4)
・従来型の改良製品であって、
・事業計画に慣れていない場合。
これらのうち、
事業計画に慣れていないなら、
事前に考えておくべきです(^_^)v
事業ですから、
ヒト・モノ・カネに投資して、
それ以上のリターンを得る必要が
ありますね(^_^)
新製品を開発・販売していくためには、
事業として投資とリターンをしっかりと
考えておくべきです(@_@)
もちろん、実際には、
計画通りにはいかないです(>o<)
でも、計画を立てて、
定期的に見直していくだけでも、
投資とリターンのコントロールの
精度は上がります。
モノを考えたり創ることが好きな人は、
事業として投資してリターンを得る
という意識が、やや低い傾向に
ありますので、その辺を戒めるためにも
事業計画を事前に作ることを
仕組みとして組み込んだ方が良いですね。
続きはまた次回。
━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●
・開発前に事業企画を考えよ!
・開発前に投資とリターンを考えよ!
・開発前に事業計画書を作ろう!
━━━━━━━━━━━━━━━
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ