今回は、特許のお話し。
ビジネスの進行度合いの中で、
特許って、いつ取るのが
良いんでしょうかね?
そもそも、特許って、
いつ必要になるんでしょうか?
実は、ビジネスの進行度合いと、
特許権の必要時期とでは、
タイムラグがあります(^o^)
ビジネスの進行度合いを
例えば、以下のように分けると
しましょう。
(1)研究開発期
(2)改善改良期
(3)小規模販売期
(4)大規模販売期
特許権が必要なのは
なぜでしょうかね?
一般的には、模倣品を
排除するためですよね(^_^)b
模倣品を排除したいということは、
模倣品が出ている、
ということです(>o<)
では、なぜ模倣品が出てくるんで
しょうか?
それは、売れてる商品に便乗しようと
してるからですよねヽ(゜Д゜)ノ
ということは、特許権が必要なときって、
既に自社の製品が売れている、
というときですね(^○^)
先ほどの進行度合いでいうと、
(3)小規模販売期の段階では、
さほど売れていません。
ですので、模倣品もほとんど出ませんね。
ということは、模倣品を排除する
という点では、特許権はまだ不要です。
自社製品がたくさん売れて認知される
ようになると、模倣品が出てきます。
そのときって、(4)大規模販売期ですね。
(4)大規模販売期になると、
模倣品を排除するために、
特許権があった方が良い、
ということになります(^O^)
では、特許を取るタイミングとしては、
(4)大規模販売期が良いのかというと、
そうはなりませんね(>o<)
特許って、基本的には、
販売してしまうと、
その後には、取れなくなってしまいます。
“新規性なし”
ということですね(ToT)
特許がないということは、
模倣品に対して何ができますでしょうか?
ここでは、繰り返しお伝えしているように、
原則としてパクリは自由です(`´)
例外として、知財権の保護範囲に
含まれているときは、パクってはイケない
状態になるんでしたね(`ε´)
ですので、(4)大規模販売期に入って、
模倣品が出回ったとしても、
特許を持っていなければ、
直接的に市場から排除することは
できないということです(T^T)
なので、特許を取るタイミングとしては、
(1)研究開発期
(2)改善改良期
ということになりますね(^_^)b
まずは、特許っていうのは、
本当に必要なときに何とかしようとしても
“時すでに遅し”
であるということを認識しておきましょう。
特に、ベンチャー企業や
スタートアップ企業が、苦労して
(4)大規模販売期に入って、
“特許って取ってたっけ?”
となっても、そこから広い特許を
取るのはなかなか難しいです(>o<)
特許の難しさは、
本当に必要なときはまだまだ先なのに、
初期の段階でしっかりと考えて
取っていかなければならない
というところですね(^_^;
なので、開発の初期段階から、
なるべく早めに専門家に相談した方が
良いですよ(^o^)
続きは、また次回。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・特許が必要なときは後!
・特許を取るべきときは先!
・初期からしっかり特許を考える!
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