第577回:特許出願の手続きとは?

今回も、特許のお話し。

前回は、特許の世界の取っ付きにくさについて
お話ししました(>o<)
特許の世界の取っ付きにくさの1つとして、
手続きの“よく分からない感”がありました。

手続きの“よく分からない感”には、
以下の2種類がありましたね(^_^)v

1.書類の内容がよく分からない
2.手続きの流れがよく分からない

今回は、2.手続きの流れがよく分からない
について。

手続きの流れも確かによく分からないんだけど、
冷静に考えると、その“よく分からない感”は、
そのほとんどが
「書類の内容がよく分からない」、
ことに起因しています(^O^)

書類の内容がよく分かるということであれば、
手続きの流れ自体は、実はそんなに
難しくありません(^-^)

書類の内容の“よく分からない感”と、
手続きの流れ自体の“よく分からない感”とは
明確に分離して認識しましょう(^o^)

特許の手続きの流れの、
基本型は、以下の4ステップです。

1.特許出願
2.審査請求
3.中間対応
4.登録料納付

言葉は不慣れかもしませんが、
たいして難しくはありません。
もうちょっと簡単に補足すると、
こんな感じですφ(.. )

1.特許出願
 (特許の申請をしますよ)
2.審査請求
 (審査してくださいな)
3.中間対応
 (いやいや、これは特許に値するものですよ)
4.登録料納付
 (登録料を払います)

まずは、1.特許出願
ですね。

これは、自分が考えた技術や開発の内容を
特許書類に記載して、
その特許書類を特許庁に提出する
手続きですφ(.. )
「この内容について、
 特許を申請します」
という意思表示の手続きですね。

特許書類の内容は難しいですし、
作成するのも難しいですが、
手続き自体は難しくないですよね。
特許書類を特許庁に提出する手続き
ですからね(^o^)

提出する方法は、
主として、以下の3種類。

(1)持参
(2)郵送
(3)インターネット

(1)持参と、(2)郵送というのは、
特許庁に対して、
文字通り、持参or郵送
するものです(^_^)b
ちなみに、特許庁って
こんな建物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

霞ヶ関にあります。
入口はこんな感じですね。

 

 

 

 

 

 

普通の会社の訪問とほとんど同じで、
行き先等を紙に書いて、
名刺を見せて
持ち物検査としてカバンの中を
素直に見せると、
通行カードを渡してもらえます(^o^)
そして、中のゲートに通行カードを
かざせば、奥に入れるようになります。

ちなみに、(3)インターネット
特許出願するのは意外とメンドウですよ。
ネットで登録すればすぐに使えるという
ものではありません(・o・)
事前に書類を揃えて、電子証明書を
用意しておかなければなりません。
仮に、用意したとしても、
インターネット出願ソフトを使うには、
ある程度の慣れが必要です。
ですので、特許の手続きが
そんなに多くないのであれば、
(1)持参or(2)郵送の方がベターです。
その方が早いですよ(^O^)

さて、1.特許出願が終わると、
次は、2.審査請求ですね。

ただし、長くなってきたので、
続きは、また次回。

━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●

・特許の手続きは4ステップ!
・書類の難しさに惑わされるな!
・手続きの流れ自体は簡単!

━━━━━━━━━━━━━━━
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント