第552回:新型コロナウイルス後の中小製造業の知財状況はどうなる?

今回は、知財のお話し。

新型コロナウイルス後の、
中小製造業における知財の
状況について考えてみたい(^o^)

知財といっても、
特許権とか商標権といった
知財権の話しに限定する
ものではありません(^_^)b

発明、開発、デザインなど、
より広い意味の創造の産物
ということですな(^_^)

これから、日本市場は減少していきますね。
世界市場も減少しそうな気配ですから、
輸出に頼ることもできません(>_<)

今までも、日本では人口減による
市場減少は進行していましたが、
コロナによって加速するということです。

そうなると、単純に言って、
1企業あたりの平均の売上が
減少していくことになりますな(>o<)

つまり、1企業あたりの利益額も
減少することになるでしょう。

そうなると、企業としては、
存続のための利益を稼ぐために、
コストカットの意識が高まりますよね。

製造業などは、調達する原材料の
コストカットに力を入れる
ことになりますね(^_^)b
まあ、さらなる買い叩きですな。

コロナ後は、短期的には、
企業のコストカットに寄与できる製品や
サービスが選ばれるようになるでしょう。

そのとき、オリジナリティが極めて低く、かつ
競争が激しいような製品やサービスは、
値段で勝負するしかなくなります(>o<)
ただでさえ利益率がカツカツなのに、
市場の縮小と単価の下落によって、
経営はかなり厳しくなるでしょう(ToT)

そうすると、生き残りが厳しくなってきますね。
大きく見ると、簡単に代えが効くような
競争力のない中小製造業は、
さらに淘汰されることになります(・o・)

ですので、これからは、中期的には、
他社ではあまり無いような
特徴のある製品・セービスの創造に
向かう必要性が高まるでしょう(^_^)b

製品・サービスの相対的な価値を
上げることによって、
単価を上げ利益額を上げていく訳です。
要するに、高収益企業ですね(^o^)

高収益企業になるためには、
他社には無いような相対的価値の
高い製品・サービスを創造する
必要がありますね(^_^)v

ここら辺に、これからの中小製造業の
知財意識の高まりが見え隠れしますね。
中小製造業にとって知財というのは、
知財権を取ることによって市場を独占できる、
というのは、いささか無想的であり、
相対的価値の高い製品・サービスを創造する
ということ自体に凄みがあるんです。

知財の創造と、
知財権の取得とは、
別の問題です(^_^)b
知財権を取得するという意識の前に、
まずは、相対的価値の高い知財を創造する
という創造意識は、これからの中小製造業
の中で高まっていくでしょう(^o^)

じゃないと、戦えなくなりますからね。

そうやって、相対的に価値の高い企業が
勝ち残っていくことになります。
ですので、これからは、
独創的な製品やサービスを産み出す
ということを腹の底から決意しましょう(^○^)

それが、中長期的な視点で、貴社を守る
ことに繋がります。

続きは、また次回。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・市場の縮小は加速する!
・高収益企業になるべし!
・独創を産み出すことを決意せよ!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

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