第484回:いきなりステーキの特許ってどうなってるの?Part5

今日も、いきなりステーキのお話し。

いきなりステーキの話しが続きましたが、
今回で最後です。
今回は、(4)今後の展望について。

ある意味、ここが1番重要なところですな。

”いきなり特許”みたいなシステムが、
発明となって特許が認められるとなると、
ちょっと面白いかもしれない(^o^)

飲食業というのは、おそらく、
ビジネスとしては最も難しい分野
の一つです(゜◇゜)
開廃業率もメチャメチャ高い。

例えば、コーヒー好きな人が、
会社を辞めて喫茶店を始めるケースなどが
ありますが、多くの場合、失敗します。

街を歩いていると、
ちょっと前にオープンしたのに、
また店が変わってる、なんてこと
結構ありますよね。
それほど、飲食は難しいんです。

なぜか?

それは、競争が激烈だからですね。
なぜ競争が激しいのかというと、
参入障壁が低く、模倣が容易
だからです(>o<)

飲食の提供システムで特許を取れるなら、
模倣に対する多少の牽制にはなるでしょう。
そうなると、アイデアを持ってオープンした
飲食業は、現状よりは、競争優位の期間を
多少長くすることができます(^○^)

例えば、こんな飲食は特許が取れるかも
しれませんな。
ちなみに、今からは取れませんが、
当時だったら取れるかもしれない、
という意味です。

・回転寿司
・オリジン弁当のセルフ量り売り

一応、発明として認められるには、
技術的意義なども明確にしないと
いけません(^.^)
上の2つは、”いきなり特許”と同じように
コストカット+顧客の自由度アップ
などでまとめれば、再現性はありそう。

一方、テーマパークレストランのような
顧客へのエンタメアップなどは、
どうかな。
例えば、こんな感じ。

・”ざうお”の釣り堀居酒屋
・監獄レストラン
・幽霊居酒屋
・アリス的なレストラン

これらも、技術的な意義をしっかり
組み立てれば、多少チャレンジング
ではあるが、発明として認められる
かもしれない(^o^)

まあ、模倣し難いようにするのは、
特許だけではありません。
あくまでも、特許は一つのピースとして
全体で模倣困難な仕組みを
作るべきではあります(^_^)b

これを機に、飲食の模倣困難な
仕組みの構築を、知的財産も含めて
もう一度考えてみると
良いかれしれませんな(^○^)

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・飲食業には、模倣困難な仕組みが重要!
・特許を含めて全体設計!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

 

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