今回は、弁理士稼業のお話し。
特許業界とはほど遠い方から
たまにこんなことを言われます。
「弁理士って特許関係の人なんですか?
特許って、あの主婦の発明とかでしょ?
なんか面白い特許とかありました?」
なんとなく、「発明」って
世間的には、うさん臭さが漂いますよね?
これは、「発明」をする「発明家」というと、
珍妙なものを作っている変わり者みたいな
イメージから来るように思います(^_^;
バック・トゥ・ザ・フューチャーのドク的な感じ。
まあ、実際に、テレビとかで見ても、
発明家と称する人が
珍妙な発明品を紹介したりしている(^0^;)
なので、なんか面白いネタがありそうに思うかもしれない。
しかしだ。
特許の実務というと、実態はちょいと違う。
もっと、ビジネスライクなものだ(`へ´)
まず、日本の特許出願は、1年でだいたい32万件ほど。
そのうち、実に97%以上が法人による出願だ(°0°)
企業の出願ってことですね。
さらに、そのうちの約90%くらいが大企業による出願で、
残り10%が中小企業による出願です。
つまり、特許出願のほとんどは、
大企業によるものなんですね(゜◇゜)
特許の世界というと、
主婦の発明とかが表に出ていて
一攫千金などのイメージや
変わり者の道楽的なイメージがありますね(^▽^)
でも、実際は、97%が企業の発明であり、
そのうち、90%が大企業によるもの。
大企業となると、
プロの研究開発者が研究設備を使って
本格的に研究開発したものなので、
いわゆる珍妙な発明というのは、
ほとんどありません(^_^)b
多くの場合、もっとビジネスライクなもので、
弁理士の仕事というのは、
大企業の研究開発成果である発明を書類にまとめる、
という実に地味な仕事が大半ですφ(.. )
特許事務所っていうと、
特に実態が分からないでしょうが、
実際は、朝から晩までパソコンの前で、
技術を説明するための文章を
淡々と書いてる感じですφ(.. )
わたし、以前 営業マンだったのですが、
営業ではほとんど外出する世界でしたから
特許の世界に入って一番最初に驚いたのは、
その地味さだった(..;)
それでも、10%の中小企業の出願になると、
いろいろバリエーションがあって面白いです(^▽^)
でも、個人の発明みたいな珍妙なものは少ないです。
ただし、最初にお話しをお聞きして、
いきなり特許レベル、というのも少ないです。
なので、基本的には、思考レベルを深くして、
発明レベルを上げるプロセスが必要です。
弊所では、中小製造業の技術屋社長と
二人三脚で発明レベルを
引き上げていくことも多いんです。
この辺が、中小製造業の発明の面白いところですね(^□^)
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●●今回のネオフライト奥義●●
・特許のほとんどは企業によるもの!
・特許実務は、淡々と書類を書くことが多い!
・中小製造業の発明はなかなか面白い!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ