こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、パクリについて
お話ししました(^0^)
今回は、価値のお話し。
お客さんとお話ししてると、
いかに商品を安くするか、
という意識がいたずらに高いように感じます(^_^;
「安さ=善」といった感じ。
まあ、デフレの時代が長く続き、
安くなきゃ売れない時代が
続いたからですかね(>_<)
しかしだ。
少しずつ少しずつ、
社会は変わり始めてる気がします。
途上国の台頭もあり、
安さではとうてい適わない、と
認識し始めたこともあるでしょう。
安いものに飽きてきた感もあるでしょう。
これからは、安さの勝負ではないですね。
これからは、価値の勝負ですな(゜∀゜)
日経MJによると、ライオンの社長は、
「むやみに売上を追わずに価値を打ち出すことで
収益を高める経営にかじを切った」
と言ってますね。
要するに、価値の高い商品を
その価値に見合う価格で売る、ということですな。
ドラッグストアも大分変わって来たようで、
以前は価格を伝えるばかりだったのが、
今では価値訴求に変わってきてるようです(°°)
また、日経MJによると、味の素の社長は、
「付加価値を上げるのものづくりはメーカーの仕事。
2~3年かけてお客さまが本当に認めるバリューを
作るだけ」
と言ってます。
以前は、全品セールの単なる安売りだったのが、
商品価値を上げ、2009年から値上げに踏み切ったそうです。
例えば、冷凍食品を見てみる。
味の素グループの持つ調味料技術を利用し、
コクやうまみを引き出しました。
また、水なし油なしで焼けるギョーザでも
生地に水分を含ませ誰でも手軽に作れるように改善。
冷凍パスタでは、「氷冠製法」により、
従来よりモチモチの食感を実現しました。
パッケージもずいぶん洗練されてきました(@_@)
味の素の連結決算は、
2013年から増収・増益を続けてます(゜∀゜)
もの作りの得意なエンジニアは、
もの作りはもちろん強いです( ̄^ ̄)ゞ
機能的価値を上げることには、
比較的慣れてる方が多いですね。
しかし、機能的価値以外の
周辺価値を上げることは意外と不得意です。
周辺価値っていうのは、
ネーミング・デザイン・ストーリー・メッセージ等ですね。
こういう、いわば価値の衣装をまとっていくことは、
もの自体を良くすることと、次元の違うことです(°0°)
これからは、価値の時代。
もの以外にも、
周辺の価値も作り込んでいきたいですなp(^_^)q
━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●
・無為無策な価格訴求には注意!
・これからは価値の時代!
・ものに価値の衣装をまとわせよう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ