こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、輸出について
お話ししました(^0^)
今回は、もの作りのお話し。
もの作りの人や開発者が、
よ~く陥る発想。
”モノが良ければ売れる”
しかし、残念ながら、モノが良くても売れない(>o<)
特に、新製品を開発して、
特許も取って、
さあ売れるぞ、と思っても、
実際には、そう簡単に売れるものではない(ノД`)
人には、2種類のタイプがあるようだ。
・部分を視る能力の高い人
・全体を視る能力の高い人
開発者は、部分視能力が高い傾向にありますな(@_@)
特に、開発のための発想会議などで、
ポンポンとアイデアが出る人。
問題を明確にすれば、
その問題解決に果敢に挑戦する。
どんなに大きくて深い問題でも、
絶対に諦めない(`´)
そして、別の日にお会いすると、
その答えを持って来る。
非常に深くてウナるような妙案を
サラリと言ってのける(=_=)
そしてまた、さらなる問題が見つかると、
さらなる案をはじき出す。
これは、全体視能力の高い人には、
なかなか到達できない領域だ(°0°)
こういう人は、モノ的な問題解決能力が高く、
開発現場でいかんなく力を発揮する。
しかしだ。
このような部分視能力の高い人は、
目の前の問題を突破する力はあるものの、
全体を俯瞰視することが苦手であることが多い(>_<)
全体を俯瞰視するということは、
ある問題と向かい合う自分がいて、
そこから自分の意識を飛び出して、
問題と向かい合っている自分の姿と、
問題そのものと
を含む世界を客観的に見るということだ(*_*)
その世界を客観的に見れれば、
”モノが良かったからといって
必ずしも売れる訳ではない”
ということが感覚的に理解できる。
もちろん、部分視能力の高い人でも、
そんなことは、理屈としては理解している。
しかし、なぜか、
自分が全身全霊を注ぎ込むほどに熱中してしまうと、
理屈としては理解していたはずのことを
意識下に追いやってしまう(>_<)
そして、スゴイ機能を登載した果てに
”こいつは売れるぞ~”となってしまう。
わたしは、今まで部分視能力の高い人に
数多くお会いしてきました。
そんな方々に共通するのは、以下の点です。
・深く深く考えて新しいものを作り出すことが
たまらなく好き。
・でも、新しいものを作りださないようなことには、
どうにも興味すら沸かない。
部分視能力の高い人にとって、
売れるようにすることを考えることは、
どうにも興味が沸かない(ToT)
しかし、もの作りをビジネスとしてやる以上、
自分が良いと思うだけではなく、
売れるようにしないとイカンですな。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・モノが良いだけでは売れない!
・部分視能力の高い人は要注意!
・売れるようにしないとイカン!
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売れるようにするためには、
買う人に”欲しい”と思わせることが重要です。
この辺をまた次回お話ししましょう。
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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