こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、特許の改正について
お話ししました(^0^)
今回は、特許のマクロのお話し。
先日、「知的財産推進計画2015」というものが
発表されました(^□^)
なんだか、かたそうな名前ですな(^_^;
簡単に言うと、知財の今後のマクロの動きを
まとめたものです。
こいつを見ると、日本では、今後
以下の3つに重点がおかれるそうだ(^o^)
●第1:地方での知財活用サポート
●第2:知財の争いごとの処理体制の活性化
●第3:海外展開サポート
まずは、第1:「地方での知財活用サポート」。
これは、安倍政権の成長戦略の一環ですな。
そう、地方創生からの流れです。
地方の中小企業の知財活用を応援します、
って感じ!(^^)!
具体的に、どんなことが行われるんでしょうね。
まあ、いろいろとあるようですが、
ザッとこんなところです(^□^)
●中小企業の知財強化支援
これからは、中小企業の知財相談の場が増えるでしょう。
例えば、現状の経営相談の場として機能している
「よろず支援拠点」で、知財相談も受けられるように
整備されていきますね(^▽^)
また、専門家派遣ということで、
弁理士を含めた専門家が、
中小企業を訪問して、
知財についての相談を受けるような体制も
整備されていくでしょう(^Д^)
さらに、融資の際に知財を利用できるような試みも
なされていくでしょう(゜◇゜)
すでに、融資のための「知財ビジネス評価書」
などの取り組みも行われていますな。
まあ、こいつは、根付くかどうかは微妙ですね。
そりゃ~、知財という曖昧なモノを担保にお金を貸す
というのは、貸す方としては怖いですよね(>_<)
以前から、知財を担保とするような試みはありましたが、
なかなか定着しません。
でも、まあ、何事も挑戦しないと始まりませんから、
個人的には、ナイスファイトだと思っています!(^^)!
●知財連携の強化
大企業と中小企業を結び付ける場や体制が
整備されていくようですな。
つまり、大企業の特許と、
それを利用したい中小企業とのマッチングですね。
それとか、大学と中小企業とのマッチング。
中小企業としては、作り方のノウハウまでセットで
特許技術を提供してもらえれば、
それなりにメリットはありますね(^▽^)
権利化できるような知財を持っていない中小企業が、
自立のために起こすファーストステップとしては、
良いんじゃないかな(^0^)
次に、第2:「知財の争いごとの処理体制の活性化」
日本人は、あまり知財による争いをしないんですね。
なので、知財紛争バリバリの外国と較べて、
知財紛争のノウハウが蓄積されていかない(>_<)
こいつはグローバル的に見てよろしくない、
ということで、知財紛争のためのいろんな整備を
進めようとしています。
例えば、中小企業の相談体制を強化したり、
権利の安定性を高める方策を検討したりするそうですよ。
最後に、第3:「海外展開サポート」
こいつは、クールジャポンのコンテンツ強化、
っていうのが一番大きいですね(^▽^)
良いコンテンツを作って、海外に輸出するために、
いろんな支援を行いますって感じ。
これからは、知財が
もう少し身近で活用しやすい存在に
なっていくんでしょうか。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・地方でも知財活用!
・知財権の主張が増えるかも!
・ますます海外展開!
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知財の世界も少しずつ変わってるんですね。
今後の展開に注意して、ウォッチしていきます。
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ