こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、経営プランについて
お話ししました(^0^)
今回は、出願のお話しです(^Д^)
たまにこんなことを聞かれます。
新たな技術や製品を創造したとき、
特許出願すべきか、すべきでないか?
その基準は?
なるほど、特許を取るのに、
出願~登録まで、約100万円くらい
かかる訳ですから、
確かに、出願すべきかどうか、
判断に迷うところですな(>_<)
わたしとしては、こんな風に考えています。
中小製造業は、まずは財務(^_^)b
財務の基盤のもとに、
出願を考えないと、
特許は、本当にお金がかかります(ToT)
そして、財務がクリアしていたら、
以下の3つの要素を考慮すべきですな。
●特許性
●技術性
●事業性
まずは、特許性。
これは、特許が取れそうかどうか、
ということですね(^-^)
特許というのは、
出願したからといって、
取れるかどうか分かりません(>_<)
特許が取れなかったら、
それまでの費用が無駄になりますね(T^T)
ですので、特許可能性がかなり低いのに
やみくもに出願するのは、
得策ではないですな。
どうせなら、特許可能性が高い方が良いですよね(^o^)
じゃ~、特許可能性をどうやって判断するか。
結論から言うと、専門家に聞くってことです(^O^)
特許に不慣れな人が、
ある技術に対して、特許が取れそうかどうか、
っていうことは、まず判断できませんよね。
それなら、専門家に聞いたほうが良いです(^.^)
専門家って言ったって、
周りにそんな人いませんわ、
という人もいるでしょう(×_×)
そんな人には、オススメです。
日本弁理士会というところが、
全国の支部で、無料相談を受け付けています。
こんな感じです。
https://www.jpaa.or.jp/howto-request/free_consultation/
相談は、すべて弁理士が対応します。
わたしも、関東支部で、相談員として
たまに応援にいくことがありますよ(^□^)
弁理士会というと、
よく分からなくて不安かもしれませんが、
全然普通の人間が、普通に対応してくれますよ(*^O^*)
30分間という制限がありますので、
あっという間に終わっちゃうと思います。
でも、無料ですから、
うまく活用すると良いでしょう(o^∀^o)
ただし、専門家であっても、
特許可能性をより精度よく判断するためには、
特許調査が必要になります(@_@)
特許調査をしなくても、
弁理士であれば、経験的に、
特許が取れそうかどうかは、
ある程度分かります( ̄^ ̄)ゞ
でも、特許というのは、
すでに出願されたものと比較した上での
相対的な判断になります。
なので、すでに出願されたものを
知らないと、正確には、判断できません(=_=)
たまに、「この製品と似たような特許ってありますか?」
と、リアルタイムに聞かれることがあります。
でも、リアルタイムに答えることはできません。
特許出願というのは、
年間40万件前後が、何十年も蓄積されてきた訳で、
そのすべての内容を知ることは、
人間の業(わざ)ではありませんね(*_*)
つまり、正確には、特許調査が必要だということです。
出願前には、できるだけ特許調査をした方がいいです。
特許調査によって、この部分で特許が取れそうだな、
とか、こいつは再考が必要だな、
とかが分かります(*^O^*)
まとめますと、出願すべきかどうかについては、
特許性を検討しましょうってこと。
特許性を検討するには、専門家に聞いて、
さらに、特許調査をするとなお良いです( ̄∇ ̄)
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●●今回のネオフライト奥義●●
・特許出願するかしないは、まずは財務!
・それから、特許性の検討!
・特許調査、ぜひオススメです!
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次回以降、技術性や市場性などの
他の検討項目についてお話ししま~す。
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ