こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、弁理士選びについて
お話ししました(^0^)
今回は、知的資産経営のお話しです(^Д^)
社長は、聞いたことありますか?
「知的資産経営」
ってヤツ。
いつから使われたのは定かではありませんが、
10年くらい前でしょうか。
最近、少しずつ聞くようになってきたかな(^o^)
それにしても、知的資産経営ってなんですかね?
「知的財産」すらよく認識されてないのに、
「知的資産」って、もっとよく分からない。
「経営」まで、つけちゃって(ーー;)
なんか、よく分からないけど、
ちょっとカッコ良さげ、
とでも思ったんでしょうかね(^0^;)
”小難しいことを、いかに簡単に伝えるか”
に、重きを置くわたしとしては、
こういうネーミングに辟易してしまう(^0^;)
”もっと、分かり易いネーミングにしようよ”
ってね(^0^)
「知的資産経営」っていうのは、
知的財産だけでなく、
目に見えないような会社の強みも、
資産として経営に活かしていきましょう、
って感じかな(^_^)b
もっと広くいうと、
会社の強みをちゃんと認識して、
その強みを経営にちゃんと活かしましょう、
ってこと(^O^)
ちなみに、ここに経産省の
知的資産経営ポータルサイト
があります。
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/
この知的資産経営のメリット・デメリットについて
個人的に考えてみました。
まずは、デメリット。
(1)言葉がよく分からないので、何をすればいいのかよく分からない
う~ん、そもそも論ですが、
知的資産経営っていう概念があまり広がらない理由の一つに
ネーミングの問題があるでしょうな(^_^;
人によって解釈が異なる余地があるので、
人によって都合の良いように使われてそう。
まあ、今さら変える訳にはいかないのかもしれませんが。
正直、知的資産経営ってヤツに、
いまは過度に期待すべきではないですね(=_=)
少なくとも、何でもできるような
魔法の杖ではありません。
さっきお話ししたように、
「知的資産経営」っていうのは、
会社の強みをちゃんと経営に活かしましょう、
ってことです。
ちょっと考えてみてくださいな。
これって、普通ですよね^^;
というか、経営の王道といってもいいです。
そう、実質的には、むか~しからある経営の王道を
「知的資産経営」っていう小難しい言葉で
再定義してる感じですよね。
なので、そんな目新しい概念ではありません。
そこの幻想は捨てた方が良いでしょう。
じゃ~、知的資産経営は重要じゃないかっていうと、
それは間違いと言わざるを得ないでしょうね。
強みを経営に活かすっていうのは経営の王道ですから、
知的資産経営を否定すると、
その王道の部分を否定することになっちゃいますからね。
強みを経営に活かすことは重要だけど、
あえて、「知的資産経営」って言うこともない
って感じかな(^_^)b
まあ、自社の強みをちゃんと認識している会社って
意外と少ないので、
改めて注意喚起するには良いと思います。
でもやっぱり、言葉が難しすぎるな~(^0^;)シツコイ
(2)報告書の作成にお金がかかる
知的資産経営ってヤツを、
外部の人に目に見える形で示すために、
「知的資産経営報告書」というのが作られます。
こんな感じ。
http://www.jiam.or.jp/CCP013.html
自社で作れば、もちろんお金はかかりませんが、
よくわからんので、普通は、
外部のコンサルタントに依頼することになります。
外部のコンサルタントに依頼すると、
当然お金がかかります(>_<)
もちろん、その費用に見合うだけの価値が
ないとは言えません。
気づかなかった自社の強みを浮き彫りにして、
それを経営に活かしていくさまを
目に見える形で表現するわけですからね。
ただし、費用以上の価値が得られるかどうかは、
自社が本気で関わること(80%)と、
コンサルが上手にサポートすること(20%)
にかかってくるでしょうな。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・知的資産経営に過度な期待は禁物!
・ただし、知的資産経営の概念自体は経営の王道です!
・小難しい言葉に惑わされず、経営の王道を進もう!
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また長くなってしまいましたね。
次回は、知的資産経営のメリットです。
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ