こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、弁理士選びについて
お話ししました(^0^)
今回は、弁理士選びPart3のお話しです(^Д^)
前回お話したように、
中小企業が弁理士を選ぶ際の、
星三つの重要ポイントは、
以下の4つでした。
(1)人柄 ★★★
(2)経験年数 ★★★
(3)事務所の規模適正 ★★★
(4)料金 ★★★
今回は、料金についてです。
料金は、もちろん安いに越したことは
ありませんよね(^0^;)
ただ、高い・安いと言っても、
その相場感がよく分からないんじゃないかな。
ということで、まずは、料金の相場感のお話しです。
料金は、法律で決められている訳ではありません。
各事務所が、自由に決めることになってます(^_^)b
なので、相場感をお話しすると言っても、
実際の料金は、各事務所によって違います、
ってことになっちゃいます(‘_’)
それだと、相場感がよく分かりませんよね(^_^;
ということで、料金に関しては、
弁理士会のアンケートがあります。
おそらく、客観的なデータは
ここくらいしかないんじゃないかな(・∀・)
https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/03/question1.pdf
このページに、平成21年度のアンケートがありますね。
例えば、特許出願として、「質問1」を見てみます。
特許出願の料金のアンケート結果は、こんな感じ(^_^)
●1位:25~30万円(42%)
●2位:20~25万円(29%)
●3位:30~35万円(14%)
ざっと、30万円前後といったところでしょうか。
ただし、アンケートの条件に
少し注意が必要かな(^-^)
条件を見てみると、
以下のようになっています。
◆明細書4ページ、請求項数5、図面5枚
これは、弁理士が作成するボリュームとしては、
かなり少ないですね(^_^;
実際のボリュームとしては、
こんな感じが多いように思います。
◆明細書6~20ページ、
請求項数5~15
図面5~15枚
料金は、書類のボリュームによって変わってきますので、
実際の料金は、アンケート結果よりも、
少し高いような気がします(^0^;)
となると、普通の特許出願手続きで、
25~35万円くらいが一般的でしょうか。
ただし、ボリュームによっては、
40万~50万円になることも
珍しくはないと思います(・∀・)
料金の相場感としては、
何となくお分かり頂けましたでしょうかね(^_^)b
さて、冒頭に申し上げたように、
料金は安いに越したことはないでしょう( ̄。 ̄;)
しかし、中小製造業の
”失敗しない弁理士選び”
という点に重きをおくなら、
少なくとも相場感以上の料金を設定している方が、
わたしは良いと思います(*_*)
まあ、高すぎても何ですけどね。。。
前回もお話ししましたが、
特許事務所が、中小製造業のお客さまをサポートする場合、
発明のブラッシュアップから入り込まないと、
なかなか特許レベルまでいかないのが一般的です(>o<)
このブラッシュアップには、
意外と手間暇がかかりますので、
中小製造業のサポートとなると、
安く大量に案件を回転させる、という、
大企業向けのビジネスモデルがなかなか使えません(^_^)b
なので、理由もなく相場感以上にただ安い、
という料金設定は、
中小製造業が選ぶには、
あまり得策ではないと個人的には思っています。
ということで、中小製造業としては、
相場感以上の料金設定をしている
特許事務所を選ぶのが良いんじゃないでしょうか(^-^)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●
・中小企業は、相場感以上の料金設定を選ぶべし!
・安ければ安いほど、良いってもんでもない!
━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちなみに、上記見解は、
あくまでもわたし個人の見解です。
唯一絶対の答えはありませんので、
ご了承くださ~い(o_ _)o
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ