こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、今回は、アイデア調査のお話し(^0^)
考えたアイデアを調査することは大事です
と、以前から言ってますよね。
今回は、調査のザックリとしたやり方です(^_^)b
よくあるお問い合わせとして、
こんなのがあります。
「自分のアイデアについて調べたんですけど、
どこにもまだ出てないようなんです。」
要するに、検索しても、
自分のアイデアはヒットしなかった
ということですね(^-^)
特許データベースなどを検索しても、
ヒットしなかったと言う方もいます。
つまり、ヒット数がゼロということです。
ちなみに、特許データベースはこちら。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage#
しか~しである。
こういう場合、その調査は
あまり当てにならないことが多いです(T^T)
調査したうちに入らないと言ってもいいかな(ToT)
調査の基本的なやり方では、
ヒット数がゼロ、ということはないんです。
新しいアイデアを点でヒットさせるというのは、
ほぼ不可能です。
なので、調査の基本的なやり方はこんな感じ(°°)
●新しいアイデアを含む”まとまり”を抽出
●その”まとまり”を目視確認
特に、特許電子図書館での検索の場合、
テキストを入れて、ヒット数ゼロでした、
では、甘すぎます(>o<)
ヒット数がゼロだったら、
”まとまり”ごとヒットできるように、
テキストを工夫する必要がありますね。
その言葉を上位概念化したり、
似たような言葉を追加したりして、
”まとまり”を抽出しましょう(^O^)
そして、”まとまり”を抽出したら、
それを1件1件、目で確認していきます。
このときの目視確認は、慣れないと結構大変ですね。
でも、調査なくして新規発明なし、
と思って、がんばって見ていくしかないです(@_@)
まあ、アイデアを考えると、
それが自分だけのアイデアであって欲しい、
という思いから、
無意識のうちに検索レベルを甘くして、
「ほら、やっぱり誰も考えてないや」
と言いたくなる気持ちは、よ~く分かります。
でも、自分のアイデアを客観視して
現状を把握する、というのは、
アイデアをビジネスとして成功させる
ためには、とても重要ですね(^O^)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●
・ヒット数ゼロじゃ、調査したうちに入らない!
・”まとまり”をヒットさせて、あとは目視確認せよ!
・調査なくして新規発明なし!
━━━━━━━━━━━━━━━━━
以前にも言いましたが、
自分が考えたアイデアは、
たいてい他人も考えてます(^o^)
だからといって、そこでやめたら終わりです。
そこからどう工夫していくかが勝負ですね(^○^)
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ