第191回:発明的問題解決法TRIZとは?Part2

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回は、発明発想のお話し。

前回、発明界の問題解決法である

TRIZ(トゥリーズ)という方法論を

ちょっぴりと紹介しました。

世界的には、それなりに普及していて、

特に韓国では、かなり力を入れて

TRIZを利用しています(゚Д゚)

かくいうわたしは、

TRIZの研究会で、かれこれ3年ほど

TRIZの勉強・研究をしています(._.)φ

ちなみに、日本では、

「TRIZシンポジウム」っていう、

聞き慣れないシンポジウムが、

毎年開かれています。

去年は、このシンポジウムで、

わたしたちの研究班の研究を

発表したりしました(^O^)

まあ、わたしは、日程が合わなかったので、

発表メンバーからは、外れちゃいましたが(^_^;)

そんなTRIZですが、

「そもそも、TRIZってなんや?」

って声が聞こえてきそうですね。

でも、これに答えるのは、

意外と難しいんですね(>o<)

なぜかというと、

TRIZって、なんか難しくて

正体がよく分からないからです(T_T)

それはなぜかというと、

まず、コンテンツの量が膨大だからであり、

さらに、論理的・体系的な整理ができていないからです(ToT)

TRIZを作った旧ソ連のアルトシュラーという人は、

学問的な分り易くスッキリとした体系に仕上げることよりも、

実践で使って成果を出すことに重きをおいていたようです。

なので、ピラミッド構造はバラバラだし、

ロジカルに学んでいくことが、ちょいと難しいですね。

でも、TRIZの実践力を身に付けると、

開発者として、発明者として、

知財マンとしての創造能力は、

確実にレベルアップします。

これは本当です(^_^)b

ということで、わたしなりに、

TRIZの方法論を紹介していこうと思います。

最初の切り口をどこにするか、

それが結構悩ましい(o^^o)

わたしとしては、問題解決プロセスの

「基本4ステップ」あたりから入るのが

分り易いかなぁ、と思います。

「基本4ステップ」っていうのは、

問題解決のプロセスを示したもので、

以下の4つのステップがあります。

1.問題を定義する

2.ツールを選択する

3.解決策を生成する

4.解決策を評価する

まあ、これら4つのステップによって、

技術的な課題を解決していきましょう、

ってことですな。

 

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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