こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、今回は、発明発想のお話し。
前回、発明界の問題解決法である
TRIZ(トゥリーズ)という方法論を
ちょっぴりと紹介しました。
世界的には、それなりに普及していて、
特に韓国では、かなり力を入れて
TRIZを利用しています(゚Д゚)
かくいうわたしは、
TRIZの研究会で、かれこれ3年ほど
TRIZの勉強・研究をしています(._.)φ
ちなみに、日本では、
「TRIZシンポジウム」っていう、
聞き慣れないシンポジウムが、
毎年開かれています。
去年は、このシンポジウムで、
わたしたちの研究班の研究を
発表したりしました(^O^)
まあ、わたしは、日程が合わなかったので、
発表メンバーからは、外れちゃいましたが(^_^;)
そんなTRIZですが、
「そもそも、TRIZってなんや?」
って声が聞こえてきそうですね。
でも、これに答えるのは、
意外と難しいんですね(>o<)
なぜかというと、
TRIZって、なんか難しくて
正体がよく分からないからです(T_T)
それはなぜかというと、
まず、コンテンツの量が膨大だからであり、
さらに、論理的・体系的な整理ができていないからです(ToT)
TRIZを作った旧ソ連のアルトシュラーという人は、
学問的な分り易くスッキリとした体系に仕上げることよりも、
実践で使って成果を出すことに重きをおいていたようです。
なので、ピラミッド構造はバラバラだし、
ロジカルに学んでいくことが、ちょいと難しいですね。
でも、TRIZの実践力を身に付けると、
開発者として、発明者として、
知財マンとしての創造能力は、
確実にレベルアップします。
これは本当です(^_^)b
ということで、わたしなりに、
TRIZの方法論を紹介していこうと思います。
最初の切り口をどこにするか、
それが結構悩ましい(o^^o)
わたしとしては、問題解決プロセスの
「基本4ステップ」あたりから入るのが
分り易いかなぁ、と思います。
「基本4ステップ」っていうのは、
問題解決のプロセスを示したもので、
以下の4つのステップがあります。
1.問題を定義する
2.ツールを選択する
3.解決策を生成する
4.解決策を評価する
まあ、これら4つのステップによって、
技術的な課題を解決していきましょう、
ってことですな。
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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