第439回:IT系・ビジネスモデル系特許を弁理士に相談するには?Part5

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、システム系の発明に
ついてお話ししました(^0^)
今回も、システム系の発明のお話し。

さて、フローチャートの作り方の
コツは、以下の3つでしたね。

(1)ルールを知る。
(2)主語をハードウェアにする。
(3)パラメータを明確にする。

今回は、
「(3)パラメータを明確にする」
です。

これは、コンピュータが、
具体的にどのような情報や
パラメータ、項目を処理するのか
を明確にすることです(^o^)

不慣れな方にとっては、
この3つ目のカベが意外と
高いかもしれませんね(>o<)

パラメータとか言われても、
SEでも技術者でもないし、
プログラマーでもないですからね。

でも、そんなに難しくはありません。
コツは、時系列と画面イメージです。

時系列というのは、時間順に考えて
行きましょうということ。
画面イメージとは、文字通り、
画面を具体化しましょう、ということ。

例えば、「欲しい商品をスマホに
入力すると、商品が買える」
という商品購入システムを
開発したとしましょう。
このシステムのフローを順番に
見てみましょうか。

まずは、ユーザがスマホから、
アプリを立ち上げましたね(^_^)

立ち上げ画面から、次に
入力画面に移りますね。

その入力画面はどうなって
いますか?
簡単に絵を描いてみてください。

ユーザは、入力画面に何を入力
しますか?
なんとなく、というよりも、
具体的に踏み込んで、
入力項目を明確に書きましょう。

”まだそこまで考えてないよ”
ということもあるでしょう。
それでも良いですから、
一つの例として、入力項目を
決め打ちしてしまいましょう(^O^)

例えば、入力項目は
こんな感じでしょうか?
・名前
・住所
・電話番号
・購入希望商品名
・お届け先
・希望お届け日
・支払い方法

そうしたら、これらの入力項目を
ユーザがスマホに対して入力操作を
行う訳ですね。
ポチッとクリックする感じ(^_^)b
このときの主語は、”ユーザ”に
なってます。

はい、ここからフローチャートが
始まります。
最初に、”スタート”と書いて
くださいね。

そして、ここからは、主語を
ハードウェアにしてください。
フローチャートは、人間の行動
ではなくて、マシンの処理内容を
記載するものです。
マシンになったイメージで
頭を切り替えましょう(^_^)

”スタート”

”スマホ”が、ユーザの操作を
受け付けて、それらの入力項目を
自身に入力します。
そして、”スマホ”が入力項目を
サーバに送信します。

すると、”サーバ”が、入力項目を
受信し、記憶します。
さらに、”サーバ”が、入力項目の
中から、購入希望商品名を抽出して、
対応する商品情報を商品データから
読み出します。

商品情報には、どんな情報が
あるんでしょうか?
具体的に、羅列してくださいね。
例えば、
・商品名
・在庫数量
・納期
・販売者
などがあるでしょう。

続いて、”サーバ”は、対応する
商品情報から、在庫数量および
納期を読み出します。
(・・・つづく)

まあ、ざっとこんな感じです。

「欲しい商品をスマホに入力すると、
商品が買える」
というザックリの商品販売システムが、
なんとなく具体的なハードウェアの
処理がすすけて見えてきませんか?

フローチャートの作成は、
本当にそんな難しくないので、
ぜひトライしてみてください(^O^)

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・パラメータを具体化しよう!
・一つの例としてパラメータを決め打ちしよう!
・入力画面等の絵を書こう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

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