第427回:特許を取るべきかの判断基準は?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、前回、深さとアイデアについて
お話ししました(^0^)
今回は、特許の判断基準のお話し。

中小製造業が、自社技術や製品
について、特許を取るかどうか、
判断に迷うときがありますよね。

特許を取るべきかどうか、
まあ、こればっかりは、一概には
言えませんね(*_*)

取った方が良い場合もあるし、
取らない方が良い場合もあります。

ただし、ある程度の判断基準は
あります。
それらの判断のステップと基準について、
お話ししましょう(^-^)

まずは、第1ステップ。

【第1ステップ】

・判断基準

その技術・製品が特許によって
他社に公開されても良いかどうか

まずは、特許によって公開されても
良いかどうかを判定しましょう。

例えば、構造に特徴がある製品なら、
販売すれば、当然、その構造的特徴
は知られてしまいますよね(^O^)

ですので、その場合は、特許によって
その構造が他社に公開されても
やむを得ず、ということになりますね。

一方、知られては困るというものも
ありますね。
例えば、製造方法とかです。
これらは、特許が取れる可能性は
ありますが、特許によって公開されて
しまうと、どうですか?
他社に、知られてしまいますよね?

しかも、製造方法って
製品を販売しても、他社には
分からないはずの情報ですよね。

例えば、今わたしの目の前にある
マウスを見ても、このマウスを作る
ための温度や湿度、工程などの
詳細は分かりません(^o^)

でも、製造方法で特許を取るとなると、
それらの情報をある程度は、公開
しなければいけませんね(ToT)

そうなると、他社がそれらの情報を
特許公報から読み取ることが
できちゃいます。

もちろん、特許が取れたのなら、
法律上は、マネしてはいけない、
ということになります(^_^)

でも、実際に他社がマネしないように
物理的に拘束することはできませんし、
他社が少しだけやり方を代えて、
合法に製造することができるように
なるかもしれませんね。

なので、製法に関して、特許によって
他社に知られたくなくて、かつ
実験等しても、そのレベルには
すぐには到達できない、という状況では
特許を取らない方が良いです。

この場合は、製法を秘匿する、
ということが保護することになりますね。

長くなりそうなので、
続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・特許の判断基準は知られても良いかどうか!
・知られちゃイケない場合、特許はしない!
・知られちゃいけない場合、秘匿化せよ!

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