こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、今回は、先週に引き続き、開発テーマ探しのお話し。
新製品開発のときの開発テーマ探しです。
中堅・中小製造業に対して、
「ブレーンストーミングを行って、
開発テーマをリスト化しましょう」
って、ことをよくやる訳です!(^^)!
まあ、開発テーマと言っても、
それらを、「課題」とか「不具合」などと呼んだりします。
いろんな切り口から、「課題」ってヤツを
5~6人で検討するのですが、
先週に引き続き、その際の注意点第2弾ですな。
結論から言いましょう。
「課題出しの際には、課題出しに専念せよ!」
ってことです(^_^)b
よく、こんなことが起こります。
新たな課題が出されると、すぐに、
その解決策についての議論になります。
「こうすれば良いんじゃないか」
とか、
「そいつはムリだ」
とかね。
まあ、その議論自体を、禁ずる必要はないし、
むしろ少しくらい突っ込んで議論しても良い。
でも、きっちりと意識しておかなければいけないのは、
「今は、できるだけ多くの課題を出す」
段階にある、ってことです(・ω・)
そうでないと、
「そいつは難しいですぜ」
などと言われると、発想が止まってしまうんですよね(>o<)
前回も申し上げましたが、課題っていうのは、
「直感的にムリ」
と思うくらいがちょうど良い訳ですから、
そもそも、その場で解決策なんて出にくいんですよね。
それなのに、解決策を簡単に検討して、
「なんかムリそうじゃん」となると、
その課題に価値が無いように思えちゃうんですよね~。
全体として、そんな空気になり易くなります(゜_゜;)
なので、あくまでも、課題の評価はあとにした方が良いですね。
つまり、課題を出す段階と、解決策を出す段階を明確に分けて、
まずは、より多くの課題を抽出するってことに
専念しましょうってことですな。
適切な開発テーマが設定できれば、
新製品開発という点では、
半分は成功したようなもんですから、
あまり安易に課題を切り捨てない方が良いですね~。
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ