こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
最近は、大手企業の製品開発の流れが、
少し変わり始めているようですな。
例えば、資生堂や花王などは、
新製品の数を減らしていってますね~(*゜∀゜)
そして、消費者のニーズを充分に反映した
製品を市場に投入して、定番品に育てて
いこうとしています。
新規顧客ばかり追うよりも、リピーターの方が
効率が良いですからね~(*⌒▽⌒*)
あとは、NEC、東芝、パナソニックなども、
研究開発の方向性を、今までとは変えてきています。
世の中のニーズを見据えた研究開発をして
いこうとしていますね~。
まあ、これらを見ると、キーワードは、
「顧客ニーズ」
です。
つまり、世の大企業は、顧客ニーズを反映した
製品の開発に全体としてシフトしています。
ちなみに、こんなデータがあるんです。
新製品コンセプトの特徴と成功率との関係を
示したものです。
その中で、成功率の最も高いものが、
「ニーズ追求型」で、75.9%となってます。
その一方で、一番成功率の低いのが、
「技術優位型」で、9.0%です。
(「製品・ブランド戦略」・・・有斐閣アルマ)
う~ん、「技術優位型」の成功率が、9.0%ですか~。
技術だけを誇っても、ダメなんですね~。
そこにニーズがないとイカンですな(・o・)
中堅・中小製造業は、世の中のこの流れを
意識しておいた方が良いですね。
一般的に、開発者は、自分の中だけで
「こいつは売れる!」
と思っている人が多いです。
でも、多くの場合、売れません。
理由はいろいろありますが、
そもそも顧客ニーズにマッチしていなかったり、
売り方やビジネスモデルを充分工夫して
いなかったりといったところでしょう。
ところで、上記のような「ニーズ追求型」でいく場合、
iphoneのような超満塁ホームランは難しいでしょうが、
少なくとも、まったく手も足もでないような三振率は
下がりますよね~。
特に中小メーカーは、まずはシングルヒットで充分。
小さな成功を積み上げていくことの方が重要です。
そのためには、エンドユーザーにどんどん
近づきましょう。
そして、社長自身が、できるだけ、エンドユーザーの
生の声を聞きましょう。
それだけでも、改善・改良ポイントが
見えてきますよ(@_@)
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ