こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、今回は、隣人Kのお話し。
そう、韓国です。
前回お知らせしたように、先週、韓国に3日間
出張で行ってきました。
直接的には、
「2011知財経営戦略年次会議」
に参加するためです(^○^)
その会議で、韓国、中国、USの弁理士や
知財関係者が、自分たちの得意分野について発表し、
みんなで議論するといった感じです。
その会議が1日中ありまして、その後は、現地の
韓国人の方々が、観光に連れて行ってくれて、
その間や宴会などで、各人が交流・議論を
深めるといった感じの内容でした(^_^)v
そんな交流・議論を通して、韓国について
感じたことについてお話ししましょう。
まず、韓国人の知財関係者は、
勉強意欲が高いですね~(°0°)
「
中小企業が経営に知財を効果的に活かすには
どうすればいいのだろうか?
」
というような質問を、結構受けましたね。
もちろん、日本人の知財関係者だって、
いろいろ考えてますけどね。
でも、韓国人の方が、日本やUSから、
いろいろと学び取ろうという意欲は
結構高いように感じました(゜o゜;
日本でも国や地方公共団体が、それぞれ
中小企業向けに、いろんな知財施策をやってますが、
「そのいろんな知財施策を教えてくれ」
などと、言われました。
う~ん、さすが、あなどれませんな、
サムスンさん。
韓国企業は、最近、TRIZという発明の創造手法を
使って、かなり広く発明して網羅的に特許で
抑えてるようです。
最近は、日本でも、TRIZを使った開発支援などが、
少しずつ増えてきています。
あと、韓国に行ったことがある人なら感じること
だと思いますが、基本的には、雰囲気が日本に
そっくりです。
わたしが行った他のどの外国よりも日本に
似ています。台湾などの中華圏の雰囲気よりも、
日本に似ています。
マンガ「ジパング」の草加少佐がこんなことを
言ってました。
「
人間の精神は・・・
作り出すモノに宿る・・・
レオナルド・ダ・ビンチの人口翼が・・・
西欧ルネサンスの精神を象徴するごとくだ・・・
」
韓国の雰囲気や景色が、日本と似ているのは、
そこに散りばめられた様々なProductが、
それぞれ日本と共通の精神を発しているからだと思う。
日韓併合によって、日本人が韓国で作った
Productの影響を受けているだけではないですね。
もっと、根源的な部分で、共通の精神を有している
ような気がしました。
わたしの中では、韓国人よりも台湾人の方が
日本人と感覚的には近いような気がしていたのですが、
Productが発する精神は、韓国の方が近い。
ちょいとした新発見でした。
実を言うと、ソウルで地下鉄などに乗って、
街の実体を観察・体感してこようと思ってたんです。
スマホの利用率とか、街のパワーとかね。
でも、それはできませんでした(ToT)
なぜなら、韓国のスタッフが、すべて観光などを
段取りしてくれていて、宿泊・移動・食事なども、
すべて決めてくれていたからです。
しかも、ソウル中心は、観光コースから外されて
いました。
わたしのような、初韓国派としては、
最終日は、ソウル市内でほっといてくれても
良かったんですけどね(^_^;)
韓国の原宿・ミョンドンや、南大門市場で
宮廷料理などを食しながら、ナマの韓国を味わい
たかったので、ちょっと残念でした(T^T)
最後に、韓国人の英語は、格段に進歩している
気がしましたね~。
わたしが、かつて20年くらい前にカナダに留学
していたとき、日本人も韓国人も、英語は大して
上手くなかったんです。
でも、今の韓国人は、英語力がかなりアップした
ように感じましたね。
まあ、知財関係者なので、もともと英語を使う機会が
多いので、英語が上手なのは当たり前といえば
当たり前。
街中ではどうかは分かりません。
でも、なんとなく、韓国の小学校での英語の義務化は、
やっぱり国全体の英語力の強化につながってる
ような気がしました。
日本でも始まったばかりですが、使える英語を身に
つけるような教育にして欲しいですな。
もちろん、日本人として英語を学ばない、
という選択肢もあると思いますが、英語を学んだ
方が世界が広がるのは間違いないですからね。
それにしても、韓国の方々は、本当に優しかったです。
長時間の運転やら、食事やら、カラオケやら、
わたしたちに喜んでもらうように、すべて手配
してくれました。
韓国のメンバーの心に届くように、
心からお礼を言います。
カムサハムニダ~m(_ _)m
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
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