第126回:驚異のiPS細胞とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、クローン人間のお話し。
クローン人間と聞くと、わたしとしては、
ルパンのドクターマモー
を思い出します(^^;)

そういえば、ウッチャンナンチャンの内村光良さんも、
番組でマモーのキャラクターやってましたな。

まあ、今回はクローン人間というより、
細胞のお話しにしておきます。

実は、細胞の分野は、
将来有望な技術分野として、
日本が深く係わってるんですね~。

その名も、
「iPS細胞」

まあ、新聞などでちょくちょく見ますので、
知ってるかもしれませんね。
「iPS細胞」って何や?
っていう話しです。

人間には、60兆もの細胞があるそうですよ(゜Д゜)
まあ、良く分からないほど、多いってこと。

でも、最初は、受精卵っていう
一つの細胞だったんですね。

それが、細胞分裂を繰り返して、
60兆ほどに増えて、人間の体を作っていく訳です。

今の体って、心臓とか、髪の毛とか、
それぞれの機能に応じた専用細胞によって、
パーツが作られてますよね。
そう、心臓には心臓専用の細胞がある訳です(o^^o)

しか~しである。
細胞分裂を繰り返す最初の段階では、
各細胞が、どのパーツになるか決まってないんです。

いわば、どのパーツにもなり得る万能細胞
って感じです(^○^)

それが、いつの間にか、
心臓専用などの専用細胞に変わっていくんですね。

「iPS細胞」っていうのは、
人工的に作り上げた万能細胞のことです。

ちなみに、世界最初に「iPS細胞」を作ったのは、
京都大学の山中伸弥教授です。

この「iPS細胞」のスゴイ点は、
皮膚などの専用細胞に変わってしまった後の
細胞から作れるってところなんです。

例えば、今までは難病だった病気も、
本人の皮膚から作った「iPS細胞」を
臓器に組み込むことによって、
治っちゃうかもしれない訳ですよ(゜Д゜)

しかも、本人の細胞なので、拒絶反応もないし。
再生医療の革新ってやつですな。

先日、この「iPS細胞」の作成技術について、
ヨーロッパで特許が認められたそうです\(^_^)/

まあ、日本ではすでにいくつか認められてるんですけどね。
「iPS細胞」関連の特許は、件数でいうと、
アメリカが1位で、日本は2位なんだそうです。

そして、「iPS細胞」開発の現状は、
ほぼ、アメリカと日本の2カ国で
しのぎを削っているようです。

もしかして、開発が進めば、いずれ、
白髪の坊や(マモーのことです)が街を闊歩する
ことになるんでしょうかね~(笑)

それはそれで、怖いですな(´д`)

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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