こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、今回は、ドクター中松さんのお話し。
先日の都知事選では、石原慎太郎さんが圧勝でしたね~。
そのまんまの東国原さんと、ミキティわたなべさんが、
それぞれ2位、3位。
ちなみに、占有率を計算してみると、
石原さん43%、東国原さん28%、わたなべさん16%。
この3人で、87%を占めています。
しかも、東国原さんとわたなべさんの票、
つまり2位と3位の票を足して、
ギリギリ石原さんの票を越えます。
石原さん強し(`へ´)フンッ。
そんな中、ドクター中松さん、
11人中、第5位でした。
占有率としては、0.8%。
結果としては、惨敗ですね~。
ちなみに、ドクター中松さんは、
全米十数都市で名誉市民となり、
しかも、「ドクター中松デー」というものが
法律で制定されているそうです。
さらに、アメリカのテスラ学会というところで、
全世界から集まった300人の科学者の意見によって、
偉大な科学者5人が選出されました。
以下の5人です。
■アルキメデス
■キュリー夫人
■ファラデー
■テスラ
■ドクター中松
偉大な科学者5人の中に、
ドクター中松さんが含まれているんですね(°0°)ヒィ。
ドクター中松さんは一旦置いとくとして、
他の4人、すごいビッグネームですよ。
アルキメデスは、古代ギリシアの天才科学者。
キュリー夫人は、放射能のフロンティア。
ファラデーは、電磁気学の父。
テスラは、交流電流の先駆者
こんなビッグネームと同列ですから、
アメリカでのドクター中松さんの評価は、
かなり高いんでしょうね。
まあ、多少、マユツバな面もありますが。
そんなドクター中松さんの中2のときの
発明エピソードを紹介します。
戦時中ですから、物資が足りません。
冬は、寒くて寒くてしょうがない。
そんなとき、彼は考えました。
「なんか、部屋を暖かくする方法はないものか?」
周りを見わたしても何もない。
そんなときのヒラメキ!
「お~、空気があるやんけ~」
そこから、彼は猛勉強。
中2ですから、難しい物理の知識もないまま、
空気に関する文献を読みあさり、空気の知識を
死にもの狂いで吸収しました。
そのとき、彼は、ある本にこんな法則を見つけました。
「空気を圧縮すると高熱を発する」
ちなみに、この法則、
「ボイル・シャルルの法則」
として、今では、高校物理で習うんじゃないかな。
小難しいことはおいといて、
「空気を圧縮すると高熱を発する」。
彼は、試作品を作って実験の日々。
3本のシリンダを使って、足でペダルを踏むと、
空気が圧縮される、というもの。
実際にやってみた。
何度も失敗した。
あきらめかけた。
あるとき、
ペダルに足をのせて、踏み込んでみる。
シリンダ内で、空気が圧縮される。
おそるおそる放熱器の金属を触ってみる。
ヌォ~、アヅイ~ヽ(゜∀゜)アヂィ
ついに成功やんけ~!
彼は、この発明を、
「無料燃料暖房装置」
として、特許出願してみました。
見事、特許が認められました。
このエピソードの中で、
わたしが重要だと思うことは、以下の3点です。
■文献を読み込んで、深く知識を吸収する
■ヒラメキから実際にサンプルを作って実験する
■失敗してもあきらめずに、何度も実験する
これらの3点は、良い発明をする上で
とても重要だとわたしは思っています。
ひと言で命名するなら、
「深海思考」
ですな。
とにかく、思考の海の奥深くまで、
深海の底に潜り込むことが重要です。
これは、発明に限りません。
社会を変えるほどの革新的なアイデアや発想は、
気軽には生まれない、
「深海思考」にこそ生まれる、
とわたしは思っています。
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
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