中小製造業の意匠権って何?

今回は、意匠のお話しです(^^)

意匠権って聞いたことあるけど、
よく分からん、という人も多いでしょう(^_^;

今回は、製品デザインを守る「意匠権」
について、見てみましょう(^_^)b

中小製造業にとっては、
製品の機能だけでなく、
製品の見た目も重要なカギになりますよね。

そんなとき使えるのが意匠権ですなd(^_^o)

では、そもそも意匠権って何?
意匠権っていうのは、
ザックリ言うと、
製品のデザインを保護するものです
(^o^)

デザインっていうと、
著作権だってあるじゃない!

確かに、著作権もデザインを保護するもの
ではありますね(^O^)
でも、著作権の対象は、
人の思想や感情の表現であって、
例えば、小説、絵画、マンガ、音楽
などですよねφ(.. )

そこには、工業製品は基本的には含まれません。
なので、中小製造業が自社製品を著作権で守る、
というのは、基本的には間違いです
(>o<)

その一方で、意匠権は、
“製品のデザイン”を保護するものですので、
工業製品のデザインを保護するものです。
ですので、中小製造業が
自社製品を意匠権で守る、
という考え方は基本的にOKです
(^_^)

では、意匠権を取るとどんなメリットがあるか?

原則として模倣は自由です(・o・)
しかし、例外があります(^_^)b
それが、知財権です。
知財権の範囲内に含まれるものは、
例外として、
勝手に模倣してはいけない、
という状態になります(`ε´)

ですので、自社製品を販売したとき、
知財権がなければ、原則として
他社が模倣することは自由です。
なので、“模倣を止めて”と言っても、
他社には止める法的義務はありません。

しかし、意匠権を取っておくと、
“模倣を止めて”と言われたとき、
他社は止める法的義務があります
(^o^)

つまり、意匠権を取っておくと、
自社製品を他社がパクることを
防止することができるということですね。

これが、意匠権を取得する
直接的なメリットの一つです(^_^)b

このようなパクリ防止状態におくことによって、
間接的に以下のようなメリットもありますね。

・ブランド力の向上
・競争力の維持


では、意匠権ってどうやって取るの?

はい、特許庁に申請して、
審査してもらって許可を得る必要があります。

審査をクリアする上で重要なのは、
“新規性”ですd(^_^o)
新しいデザインかどうか、ということですね。

すでに公開されている他のデザインと
似たようなものだと、新規性なしとなって
許可されません(>_<)

しかも、この“新規性”の判断は、
申請時を基準としています。
つまり、申請前に、
自社製品をホームページにアップしたり、
SNSで宣伝したりすると、
自社の行為であっても新規性がなくなります。

なので、公開する前に申請する、
ということが鉄則です
(^_^)b
この点は、要注意ですね。

さて、製品のデザインは、
ビジネスの成功に欠かせない要素です。
意匠権を活用することにより、
模倣から守るだけでなく、
ブランド価値を高め、
収益にもつなげることができます(^O^)

ぜひ、意匠権について検討してみてください。


それでは、次回もお楽しみに!

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●●今回のネオフライト奥義●●

・意匠権とは製品のデザイン保護!
・著作権では製品は守れない!
・公開前に申請しよう!

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代表弁理士 宮川 壮輔

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