発明とTRIZと生きる力とは?

今回は、知財のお話しです(^^)

先日、特許庁が発行している広報誌
「とっきょ」を見ていました(@_@)
こんなタイトルが、ちょっと興味をそそりました。

●学生全員が「生きる力」として知財を学ぶ

学生全員が「生きる力」として知財を学ぶ(特許庁)


う~ん、「知財」の話しで、
「生きる力」とか出てくるって
どういうこと?
という興味が沸きましたね(^_^)

沼津工業高等専門学校で、
学生に教育している内容が、
知財を重視している感じですね(^o^)

学生達が複数の技術プロジェクトを
進めていて、その中には、
学生が自ら特許を取って、
事業化したというものもあるそうです。
なかなかスゴいですね(・o・)

この学校で、
知財教育のキーとしているのが、
TRIZ(トゥリーズ)。

TRIZというのは、
技術的なアイデアの発想法ですな(^_^)b

バックグラウンドがなかなかオモシロくて、
旧ソ連で開発されたものです。
旧ソ連のある人が、
何十万件もの特許文献を分析して、
課題解決の例を上位概念化して
体系化したものですφ(.. )

つまり、発明というのは、
物理的矛盾を解決する具体策であって、
これら物理的矛盾や具体策を
上位で括れば、
何パターンかに分類することができるわけですね。

これらのパターンを、
開発のアイデア出しのときに
ツールとして活用しようというものです(^O^)

分かり易い例で言えば、
オズボーンのチェックリストみたいなものです。

このチェックリストは、
以下の9つあります。

(1)転用できないか?
(2)応用できないか?
(3)変更できないか?
(4)拡大できないか?
(5)縮小できないか?
(6)代用できないか?
(7)再配置できないか?
(8)逆転できないか?
(9)結合できないか?

物理的矛盾を解決するとき、
これら9つのチェックリストを使って考える。
そんなイメージですね(^o^)

TRIZの場合、
もうちょっと発明に特化していて、
物理的矛盾の解決のアイデア出しに
寄せたツールです
d(^_^o)

TRIZ自体をちゃんと学ぼうとすると、
それだけでかなり難しいです(>o<)

おそらく、より簡単に実践するためには、
問題の本質を抽出して、
その本質を解決するアイデアを出す
ときの思考の切り口として、
オズボーンのチェックリストのような項目を
使うというのがやりやすいでしょう(^O^)

発明という行為は、
いわゆる問題解決です。
ですので、一般的なロジカルな
問題解決プロセスと本質的には
同じです
(^_^)b

ですので、一般的な問題解決プロセスを
身に付けていれば、
経営の問題や
部署の問題、
自分のタスクの問題など、
どこに行っても応用できます。
発明の場面でも応用できますd(^_^o)

ですので、順番としては、
一般的な問題解決プロセスを学び、
その上で、専門特化されたTRIZを活用する、
ということであれば、
学生のうちからそのような教育を
受けることができるのは、
とても価値があるように思いますね。


それでは、次回もお楽しみに!

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●●今回のネオフライト奥義●●

・発明具体例を体系化!
・発明とは問題解決!
・TRIZにより専門特化!

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代表弁理士 宮川 壮輔

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