中小製造業の知財活動の事例を紹介します

今回は、知財のお話しです(^^)

先日、特許庁から
“知財活動事例集
~中小企業の舞台裏 14事例“
が公開されましたd(^_^o)
知財活動事例集 ~中小企業の舞台裏 14事例~(特許庁)


“中小企業の舞台裏”
と副題が付いているように、
中小製造業にとっては、
割と参考になりそうですね
(@_@)

私は、以前から、
中小製造業にとって、
知財戦略策定というのは、
ややオーバースペックであると、
発信してきました(^O^)

大企業の知財戦略とか、
IPランドスケープとか、
そんなことよりも優先順位が高いことは、
中小製造業にはいくらでもあります。

もちろん、中小製造業にとっても、
知財の創造や活用は
非常に重要です(^_^)
でも、一般的に言われている
知財の創造・活用というのは、
ほとんどが大企業感覚であって、
中小製造業には、
オーバースペックなんですよね(>_<)

なので、中小製造業にとっては、
競合他社との“違い”を創造し、
その“違い”を維持する、
という意識付けをした方が実践的です。

今回の事例集では、
知財活動として、
14種に分類して紹介しています(^_^)b

これら14種の知財活動は、
中小製造業が知財活動の全体像を
パッと認識するのにとても良いです(^○^)

あまり知財の専門性に偏りすぎず、
創造から販促といった
ちゃんと事業として考えた上での
知財活動について
バランスよく記載されてますね
φ(.. )

例えば、14種の活動の1番目は、
“創出の仕組み”
となっています。
そして、これについて、
中小企業の事例が挙げられてますね。

具体的には、
アイデア創出の仕組みを作る
という点について書かれています(^O^)

社長だけが新製品や新規事業を
考えようとするのではなく、
組織としてアイデアを考えるような
環境を作る、ということは、
これからの中小製造業にとって
非常に重要ですね
d(^_^o)

そのために、改善提案書として
最低限の簡素なフォーマットを作り、
提案の敷居を下げた運用にしています。

このような改善提案書の提出というのは、
継続がキモです
(^_^)b
社員の意識を創造・アウトプット思考に
するには時間がかかりますからね。

しかし、即効性がないので、
やる意味や価値が感じられずに、
途中で終わってしまう、
なんてことはよくあること(>o<)

そのために、この会社では、
トップが意識的に呼びかけを
継続するとともに、
報奨支給、キャンペーンの実施など
により、モチベーションの維持を図っています。

さらに、提案内容については、
毎週の会議によって部門長が評価し、
提案者へのフィードバックも継続しています。

その結果、30名の社員さんから、
毎年1,000件以上の提案が
出されているそうです(°0°)

こういう事例は、とても参考になりますね。
組織としての創造力を高めるために、
社内環境を作るということは、
中小製造業の社長にとって、
とても重要な仕事ですね
(^O^)


それでは、次回もお楽しみに!

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●●今回のネオフライト奥義●●

・知財活動を俯瞰して見よう!
・組織的な創造力を高めよう!
・社内環境を作ろう!

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代表弁理士 宮川 壮輔

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