中小製造業が知財戦略を考えるときのやり方とは?

代表弁理士 宮川 壮輔

前々回、売上2~3億円の
中小製造業にとって、
特許寄りの知財戦略に投資することは、
やや過剰スペックになり得るという
お話をしました(^o^)

中小製造業に知財戦略って必要なの?

ただし、中小製造業にとっても、
知財を創造し活用して守っていく事は
とても重要ですd(^_^o)

なので、中小製造業は、実践的には、
事業計画の中に
以下の2点を明確に付加するように
してください(^_^)v

(1)創造計画
(2)防衛計画


まずは、(1)創造計画ですねp(^_^)q
これは、競合他社との“違い”となる
オリジナリティの創造計画です。

事業計画を考えるとき、
通常は、ビジョンや目標を設定して、
それらビジョンや目標に到達できるように
行動計画に落とし込んでいきますよね。

でも、そのような通常の考え方だと、
“違い”を創るという視点が弱いです
(>o<)
今までは、さほど“違い”を意識しなくても、
顧客に選ばれていたかもしれません。
しかし、良い商品はすでに身の回りに
あふれています。
ですので、これから令和の時代は、
ただ作って売るだけでは、
顧客から選ばれ難くなります(>_<)

そのため、競合他社との“違い”を
意識して創造していかないと、
商品や会社の価値を上げることが
難しくなります
(ToT)

ですので、事業計画を策定するとき、
自社のオリジナリティを創造する、
という視点で、あえて「創造計画」という項目を
明確に付加するようにしてください
(^_^)b

もちろん、一朝一夕にはできませんが、
“違い”の創造を明確に意識するのと
しないのでは、中期的には明らかに
異なってきます(^○^)

そして、(2)防衛計画。
これは、創造した“違い”を
守る手立てを設計することです(`´)

これからは、競合他社との“違い”を
創ることが重要になってきますが、
その“違い”を守るようにすることも
同様に重要になってきます(`ε´)

せっかく苦労して創造した“違い”を
競合他社がすぐにマネできるとなると、
それはもはや“違い”ではなくなりますね。

そうなると、価格競争に向かって
いきますので、収益性が低下します。
そうならないように、“違い”を
なるべく長期にわたって維持できるように
することが必要です
(^o^)

今までは、事業計画を作るとき、
“違い”を守るという観点は
かなり弱かったですよね(°°)
強いて言えば、特許や商標などの
知財権でも取っておこうか?
という感じでしょうか(^_^;

でも、“違い”を守る手立ては、
知財権だけではありません
(`´)
確かに、知財権はハマれば
威力を発揮するでしょう(`ε´)
でも、知財権はハマらないこともあるので、
防衛の手立てとしては、知財権だけでは
弱いと言ってもいいくらい(>_<)

これからは、“違い”を守るためには、
知財権以外の手立てを考える
ことが重要です
φ(.. )

では、知財権以外の手立てって
どんなことがあるんでしょうか?

この点については、
また次回としましょうか。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・創造計画で“違い”を創ろう!
・防衛計画で“違い”を守ろう!
・知財権以外の手立ても必要!

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