第652回:中小製造業が知財レベルを上げるには?

今回は、特許のお話し。

中小製造業が、
会社として知財レベルを上げるには
どうすれば良いですかね?

なかなか難しいですよね(>_<)
もちろん、知財のために
ヒト・モノ・カネを割けるなら
集中して投資すれば良いんでしょうが、
中小製造業の場合、
知財のために、
ヒト・モノ・カネを割くことが難しい
というのが一般的です(^_^;

なので、現実的には、
一歩一歩ステップごとに
進めていくことになります(^_^)b

まず、スタート時点で一番重要なのは、
社長が知財レベルを上げたい、
と本気で思っているかどうかです
(°°)

知財というのは、
経営としての効果が
見えにくいんですよね(*_*)
知財レベルを上げたから、
売上が上がるとか、
利益が上がるなどの効果は、
短期的かつ直接的には、
現れにくいです
(>o<)

なので、社長としては、
“知財が大事”ということは、
理屈としては分かっちゃいるんだけど、
直接的なリターンが不明なため、
時間的な優先順位を
低くせざるを得ない(ToT)

売上を上げなきゃいけないし、
資金調達も重要だし、
経営管理も必要だし、
顧客対応も、社員からの相談も
対応しなきゃイケない。
どうしても、知財は後回し。
今は、他にもっとやるべきことがある、
っていう感じですね(`ε´)

でも、社長が知財レベルを本気で
上げようと思っていない場合、
知財レベルを上げるための施策を
いろいろ考えても、
さほど機能しない可能性が高いです。<

なので、もし、社長以外の役員や
社員が、知財レベルを上げたいと
本気で思っている場合、
まずは、社長に対して啓蒙する
社長啓蒙ステップが必要になります。

この社長啓蒙ステップを経ずして、
知財レベル向上プロジェクトは、
なかなか上手くいきません(>o<)

では、社長啓蒙ステップで、
どうすれば、効果的に社長を
啓蒙することができるか?

う~ん、これも難しいですね(^0^;)

役員や社員の立場で、
社長の知財意識を変えようと
いうわけですからね。

しかも、知財による経営の効果は、
見えにくいときた(*_*)

おそらく、社長が交流会などで、
同業者の社長から、
“知財レベルを上げたらこんなに良くなったよ“
みたいな成功事例を
何度も何度も
聞くことが良いんでしょうね。

でも、それって役員や社員の立場で
コントロールできません(>_<)
そうなると、社内セミナーや研修などで
成功事例を話してもらって、
社長にも参加してもらう、
というのが一つの手ですね(^_^)b

それも1回じゃなく、
複数回やらないと社長の頭の中に
知財意識の重要性が
蓄積されていかないでしょう。


知財レベルを上げたいなら、
まずは社長啓蒙ステップで、
社長へのすり込みを行って、
社長の意識を変える、ということが
とても重要になってきますね(^_^)v


続きは、また次回。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・社長の知財意識が重要!
・社長啓蒙ステップが必須!
・他社の成功事例をすり込め!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

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