今回も、アイデアのお話し。
前回、アイデアの深め方についてお話ししました。
第614回:思いついたアイデアを深めていくには?
前回と同じように、
このようなワンアイデアを思いついた
としましょう(^_^)b
街を歩いていると、
スマホの時間情報と場所情報から、
最適な映画と映画館を紹介する
映画案内システムです(^o^)
この段階で、公開技術を
調査をするのは正しいです(^_^)v
調査の結果、公開されていない、
と判断したとして、
次は、アイデアの肉付けをした方が
良いですね(^o^)
このとき重要な考え方が
「縦方向の思考」です。
思考には、方向性があって、
横方向と縦方向があります。
縦軸と横軸を想定すると、
縦軸というのは、アイデアの思考レベル
ですね(@_@)
横軸というのは、数とか種類の概念です。
横方向思考というのは、
例えるなら、ネットサーフィンの
思考であり、または海面を漂う
シュノーケリングの思考です(^□^)
つまり、横軸方向に進んでいきますので、
アイデアの数は増えていきますが、
縦軸であるアイデアの思考レベルは
さほど深まりません(>o<)
一方、縦方向の思考は、
例えるなら、息を止めて深く潜っていく
フリーダイビングの思考です(^x^)
下方向に潜っていきますので、
アイデアの数を出すことはできませんが、
アイデアの思考レベルは深くなっていきます。
横方向と縦方向とで、
どちらが絶対的に良いとか悪いとかは
ありません(^○^)
でも、意外とどちらか一方に傾く傾向があります。
つまり、横方向には強いけど縦方向には弱いとか、
その逆とかですね(・o・)
いわゆる、アイデアマンみたいに
アイデアがポンポン出てくるタイプは、
横方向思考は強いけど、
立ち止まって深く深く考えることが
苦手なことが多いです(^_^;
逆に、縦方向に強い人は、
横方向にアイデアをポンポン出すことは
苦手とすることが多いですね。
本当は、場面に応じて、横方向と縦方向の
思考を使い分けられると良いんですけどね。
つまり、最初のアイデア出しのときや、
複数人でのブレストなどのときは、
横方向で数を出した方が早く進みます。
一方、あるアイデアを肉付けするときは、
縦方向でないとアイデアが深まりません。
ちなみに、私は、やや縦派です(^.^)
もともとはそうではなかったと思いますが、
この仕事をしていると、
アイデアを縦方向に深めるサポートが
できないと話しにならないので、
実務を通じて訓練してきた感じですね。
そう考えると、思考の方向性は、
訓練によって強化することができます。
まあ、一旦まとめると、
思考には縦と横の2つの方向性があって、
場面に応じて適宜使い分ける、
ということを認識しておいてください(^○^)
う~ん、長くなってきたので、
続きはまた次回。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・思考には2つの方向性がある!
・場面に応じて使い分けよ!
・方向性は訓練によって強化できる!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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