今回は、アイデア発想のお話し。
私は、会社の開発プロセスの中で
アイデア出しの会議に参加することが
結構あります(^O^)
私が、議事進行役になって、
アイデアを深めていってもらうんですね。
もちろん、アイデアの先には、
特許を取ることが想定されています。
このようなアイデア出しの場面で、
アイデアが深まりにくい、
よくあるパターンを挙げてみます(^_^)b
まずは、問題と解決手段の同時出し。
アイデアを深めていくためには、
最初に問題を創造します(@_@)
問題といっても、顕在的なものであれば
すぐに分かるのですが、
普通、そんな顕在的な問題であれば、
ある程度、問題は解決されていることが
多いですよね(_)
なので、潜在的な問題も含めて
考えていきます。
結構ちゃんと考えないと
問題は創造されません(-_-)゜zzz…
このとき、問題が出されると、
直ちに解決手段を言うケースが
かなり多いんです(^O^)
というか、こちらが止めなければ、
普通は、直ちに解決手段が
出されます(^o^)
これが、問題と解決手段の同時出しです。
このパターンは、アイデアが深まりにくいです。
発言力のある人や、技術力の高い人が、
ある解決手段を言うと、
もうそれが唯一絶対の答えみたいな
雰囲気になってしまうんですね(^_^;
ある問題に対する解決手段は一つではありません。
逆に言うと、ある問題に対する解決手段は、
必ず複数あります(・o・)
にもかかわらず、唯一絶対の答えみたいな
雰囲気になってしまうと、
そこから先、思考が止まってしまいます(>_<)
また、解決手段を直ぐに考えようとすると、
解決手段ありきで問題を言おうとしてしまい、
自由な問題が出されにくくなります(_)
つまり、問題が頭に浮かんでも、
なんとなく解決手段も想定してしまい、
解決できそうな問題は認識するものの、
解決できなそうな問題は考えないように
なってしまいがち(ToT)
発明・アイデア・開発というのは、
物理矛盾の解決の歴史なんですね。
物理矛盾というのは、
つまり“問題”のことです(^_^)v
“問題”というのは、
価値を上げる上で非常に重要なのに、
深く考えることなく闇に葬り去ってしまうのは、
実は非常にもったいないことです(・o・)
このような問題と解決手段の同時出しの
欠点を解消するためには、
問題出しと解決手段出しを、
時間的に分離することが重要です(^o^)
つまり、まずは、問題出しに特化するんですね。
解決手段出しはしない。
そして、実現可能性とか一切関係なく、
自由に問題を創造していきます。
ここは、質よりも数の勝負ですね( ̄^ ̄)ゞ
たくさんの問題を出してから、
その次に、解決手段出しのステップに
進んでいきます。
このような2ステップの思考をしていくと
効果的ですよ(^o^)
長くなりそうなので、
続きはまた今度。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・問題出しと解決手段出しは分けよう!
・解決手段は一つじゃない!
・開発は物理矛盾の解決の歴史である!
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ネオフライト国際商標特許事務所
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