今回は、特許のお話し。
特許相談でよくあるのが、
こういうパターンです(^O^)
アイデア一発で、
これって特許になりますか?
といった感じ(^_^)b
アイデア一発というのは、
文字通り、工夫点がザックリ一つ、
というものですね。
例えば、こんな感じ。
・コップの側面に、
握りやすくなるような
ヘコみを付けました。
・工具を軽くするために、
持ち手の部分を
樹脂にしました。
・経営数字を評価する評価装置で、
評価精度を上げるために
AIで処理しました。
もちろん、最初の相談の時点では、
ほとんどレベルは問いませんので、
アイデア一発でもOKなんです(^○^)
でも、アイデア一発というのは、
基本的には、誰かしら考えてる
ことがほとんどですね(・∀・)
思考のレベルがまだまだ浅いので、
誰でも考えられますし、
楽しく新しいものを創造する
ことができます(^_^)b
でも、そのレベルだと、
特許を取る、という観点で見ると、
まだまだ厳しいことが多いです(>_<)
ただし、誤解しないで欲しいのですが、
現時点のアイデアだけで言えば
確かに特許は厳しいですが、
これからどうやってアイデアを付加していくか、
によって、いくらでも特許を取ることは
可能なんですね(^O^)
つまり、
・これって特許になりますか?
↓
・う~ん、現状では厳しいですね。
これだけで、そのアイデアは、
特許が取れない、と判断するのは
間違いなんです(・o・)
にもかかわらず、
“あ~、やっぱり特許は取れないんだ~”
となって、すぐに諦めてしまう、
というケースは、非常に多いですね(_)
じゃ~、どうするか、というと、
その一つのアイデアについて、
さらなるアイデアを付加していくことです。
よくあるのが、横方向の思考ですね。
既に知られたAを追加し、
既に知られたBを追加し、
既に知られたCを追加する。
これって、楽に楽しく思考できるのですが、
いつまでたっても、思考レベルを深める
ことができません(ToT)
つまり、いつまでたっても、
特許可能性を上げることができません。
横方向思考と特許は、
相性が極めて悪い(ノД`)
重要なのは、
縦方向の思考です(・∀・)
一つのアイデアに立ち止まって、
そのアイデアの問題点を考えます(-_-)゜zzz
すぐには出てこなくても、
問題点を創造する、
という意気込みで考えます。
そうしたら、その問題点についての
新たな解決案を考えます(-_-)゜…
そして、さらにその新たな解決案に
ついての新たな問題点を創造します。
このような、
問題創造
↓
解決案
の創造サイクルをグルグル回すことです(@_@)
重要なのは、
横方向に流れずに、
一つのアイデアに固定して
創造サイクルを回すこと(@_@)
これが、2~3回くらい回していくと、
脳をたくさん使うので、
結構疲れます(^0^;)
疲れるから、本気度の低い人は、
続けられません(..;)
でも、中には、本気で食らいついてくる
人もいます。
そういう人は、最初は、
単なる一つのアイデアだったのが、
いずれ、特許レベルに到達する
ことができます(^O^)
ぜひ、縦方向で
思考を深めていって下さい。
それでは、また次回。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・一つのアイデアだけでは特許は難しい!
・横方向に流れてはダメ!
・縦方向に思考を深めよう!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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