第511回:スタートアップ企業のための知財とは?

今回は、スタートアップと知財のお話し。

スタートアップ企業にとって、
知財というのは重要ですよね(^O^)

でも、スタートアップ企業で
知財に詳しい人というのは
結構少ないですね(>o<)

日本がこれから世界と戦っていくに
あたって、知財に疎いままでは
アカンのではないだろうか、
ということで、特許庁が
こんなポータルサイトをリリースしました。


スタートアップのための
知財コミュニティポータルサイト
IP BASE

こちらです。
https://ipbase.go.jp/

スタートアップについて見ると、
世界基準で捉えた場合、
米中が結構活躍してる感が
強いですよね(>_<)

もちろん、日本のスタートアップ企業も
がんばってるとは思います。
でも、世界のユニコーン企業の
シェアとしてはこんな感じです。

●1位:アメリカ・・・151社(48.7%)
●2位:中国・・・82社(26.5%)
●3位:イギリス・・・16社(5.2%)
●4位~14位(省略):
インド、ドイツ、韓国、インドネシア、
スイス、香港、フランス、イスラエル、
コロンビア、南アフリカ、ブラジル

●15位:日本・・・1社(0.3%)

ユニコーン企業の定義は、
こんな感じですφ(.. )

・評価額が約1,100億円以上
・起業10年以内
・非上場であること

つまり、立ち上げてから急成長した
未上場のスタートアップ企業のこと
ですね(^.^)

世界のユニコーン企業の約半分は、
アメリカ企業ですね。
例えば、こんな企業。

・ウーバー(シェア系,720億ドル)
・ウィーワーク(コワーキング系,470億ドル)
・エアビーアンドビー(シェア系,293億ドル)

2位の中国も約25%のシェアです。
例えばこんな企業です。

・バイトダンス(AI系,750億ドル)
・滴滴出行(シェア系,560億ドル)
・ビットメイン(仮想通貨系,120億ドル)

日本は、この1社だけです。
・Preferred Networks(AI系,20億ドル)

米中だけでなく、欧州や韓国、
東南アジア、南米などにも、
負けてしまってますな。

う~ん・
確かに・・
こいつは・・・
マズいかも・・・・

ということで、冒頭のポータルサイトが
できたわけですな!(^^)!
日本のスタートアップ企業の弱い
知財権の整備という機能を補う
ためのプロジェクトです(^O^)

例えば、スタートアップ企業と知財専門家を
マッチングしたり、セミナーやイベントを
開いたり、知財戦略に関する情報発信を
行ったりしています。

これによって、独創的な技術や事業を
しっかりと知財権化して、
事業価値を上げていって、
日本発のスタートアップ企業を
サポートしていこうということですな。

もし、日本が世界に水をあけられている
状況について、日本のスタートアップ企業の
知財権の疎さが理由の一つに
なっているのであれば、
確かに、この取り組みは重要ですね。

おそらく、大手の特許事務所は、
スタートアップ企業のサポートは
したくないでしょう(^0^;)
手間暇かかって特許の依頼は
少ないですからね(>o<)

なので、スタートアップ企業側としては、
小さな特許事務所で、
ビジネスや経営のことも理解し得る、
やる気のある弁理士を探すことが
結構重要ですね(^_^)

でも、それって意外と難しいと思います。
弁理士って、一般的には、
理系の技術専門家ですから、
経営や事業について興味を持ってる人は
やや少ないです(^0^;)

なので、こういうポータルサイトを通して、
スタートアップ企業と知財専門家が
繋がるのは、とても良いですね(^O^)

それでは、また次回。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・日本のユニコーン企業はかなり少ない!
・日本のスタートアップ企業を応援しよう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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