第486回:IT系・ビジネスモデル系の効果的な特許の取り方とは?

今回は、システム系の特許についての
お話し。

2020年から、小学校のプログラミング教育が、
必修となりますねφ(.. )

そうなると、2035年くらいから、
プログラムネイティブの人が、
社会に流入してきますね(゜◇゜)

さらに、最近は、以前より
若者のスタートアップに対する
距離感が縮んできてますよね。

そう考えると、プログラムやシステムを作って、
ビジネスを立ち上げようとするプレイヤー達が
増えてくるでしょうね(^▽^)

この世界では、誰も考え付かないような
超ディープなビジネスネタというのは、
他の領域と比べると、
産まれにくいでしょう。

この世界は、圧倒的にスピード勝負。
アイデアのタネは、時代より早すぎても
イケないし、遅すぎてもイケない(^_^)b
絶妙なタイミングで勇気を持って立ち上げ、
後は、駆け抜けて一気に市場を抑える
というスピード感が必要ですね。

特許との係わりでいうと、
システム系・ビジネスモデル系というのは、
特許による広い保護は難しいです(゜◇゜)

例えば、ECサイトの有名どころ
といえば、アマゾン。

アマゾンでも、ネット経由で本を売ります、
というビジネスに対して、その全体感では、
特許は取れません。
仮に新規性があったとしても、
進歩性がないからです(>o<)

他にも、既に存在している既存のサービスを
クラウドにして便利にする、
といったシステムも、アイデア全体で
特許を取るのは難しいでしょう(T^T)

さらに、マッチングサイトなんかも増えるでしょうね。
サービス提供者Aと、サービス利用者Bとを
つなぎ合わせるサイトです。
こういうマッチングサイトも、
アイデア全体で特許を取るのは、
難しいです。

アイデア全体で取るのは難しいということは、
前述のようなサイトやビジネスは、
同じ趣旨の競合サイトや競合会社が、
いくらでも現れ得るということ(・∀・)

パクリの原則は覚えてますよね。

原則、パクリは自由です。
知財権で保護できない以上、
今あるサイトと同じ趣旨のサイトを
作ることは、原則的にはOKです(゜ロ゜)
もちろん、単純にコピペすると、著作権の
侵害になる可能性が高いですけどね。

でも、著作権さえ気を付ければ、
売れ出したサイトの趣旨をマネして、
同じ趣旨の独自サイトを作ることは
基本OKです。

そうなると、この世界の参入障壁は、
知財権では効かせにくい、という側面は、
確かにあると思います。

それじゃ~、特許は要らないのか、
というと、やはり必要なんですよね。

なぜか?

ちょいと長くなりそうなので、
続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・システム系のアイデアが増えていく!
・システム系は、知財権で広く保護しにくい!
・それでも特許は必要!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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