第465回:特許を取るための新しさとは?

今回は、特許の新規性のお話し。

特許を取るためには、
対象となる発明が、
新規性を有していないと
いけません(^○^)

新規性というのは何かというと、
その発明が新しいかどうか、
ということですな(^o^)

当然、その発明は新しくないと
特許は取れません。

ここで、ちょっと掘り下げて
考えてみましょう。

まず、新しさって、何でしょうね。
ある発明が、新しいか新しくないか
を客観的に判定するって、
意外と難しくないですか?

そもそも、新しさの基準が
分からないと、分かったようでいて
分からないですね(ToT)

今回は、新しさの基準の中でも、
時期的な基準を取り上げます。

例えば、電話の発明は、
新しいですか?

そりゃ~、昔は、新しかった
かもしれないけど、
今は、新しくはないですよね(^_^;

では、ブロックチェーンの発明は?
AIを使ったドローンの制御の発明は?

これくらいになると、
何となく新しい感じがしますよね?

でも、今それらを出願しても、
特許は取れないです。
新規性がないからです(°°)

新しそうな発明だけど、
実は新規性がない。
それは、まずは時期的な基準を
明確にすれば少し見えてきます。

いつを基準にして、新しいのか
新しくないのか、を判断するのか、
っていう境界時点の問題です(^_^)b

新しさの時期的な基準、
つまり境界時点は、
特許出願した時点です(^_^)v

例えば、今2018/8/9に、
さっきのブロックチェーンや
ドローンの発明について
特許出願しても、
8/9の時点では、それは
すでに知られてますよね(@_@)

細かい内容は知らなくても、
ブロックチェーンの原理や、
AIを使ってドローンを制御するくらいの
表現レベルなら、ネットにも出てきます。

現時点であれば、実際にはもっと
深い技術について研究が
進められているでしょう(^O^)

もちろん、その深い技術については、
特許を取れるかもしれませんが、
上の2つくらいの表現レベルでは、
8/9の時点では新規性は
ないです(>_<)

時期的な基準は、特許出願時
ということで、分かった。
でも、まだ何となく
ふわーっとしてませんか(*_*)

それは、内容的な基準が
明確にされてないからです。
時期とは関係なく、
どうなったら新規性がなくなるのか、
ネットに公表したらダメなのか、
販売したらダメなのか、
その辺の内容的な基準を
明確にしたい(^O^)

また長くなりそうなので、
続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・特許を取るには新しさが必要!
・新しさの時期的基準は、特許出願時!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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