こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、前回、知財の未来について
お話ししました(^0^)
今回も、知財の未来のお話し。
知財の未来を見る上で、
重要なヒントとなるものがこれ。
●知的財産推進計画2017
方針としては、以下の3つでした。
(1)イノベーション創出
(2)地方創生
(3)文化創造
今回は、(2)地方創生。
この中には、大きく3つありますね。
1つ目が、農業における知財活用
の強化です(^○^)
例えば、地理的表示とか、
品種登録などについて、国内外
での保護充実を図っていく方針
ですね(^.^)
”夕張メロン”とか、
イチゴの”あまおう”などが、
中国などでも品種登録されてます。
もっと技術的な観点で言うと、
スマート農業の推進が挙がってますな。
温度・水位・土壌などのデータを
活用して、農業の効果を上げて
いく感じですね(^○^)
ちなみに、ビニールハウスや植物工場
などの施設園芸農業の特許出願
件数は、世界の中でも日本が
No.1となってますね(゜ロ゜)
日本、中国、韓国の順番です。
ただ、施設園芸農業に関する論文
の発表件数は、
中国、米国、日本の順です。
いずれにしても、日本の施設園芸農業
の技術は使えるかもしれませんな。
これを活かすのは、ありだと思います。
まあ、この技術は、ある程度
進んで行くんじゃないかな(^-^)
2つ目が、地方・中小企業による
知財活用となっています(^_^)v
そのために、特許庁等は、
出張面接や巡回特許庁などの
施策を充実させています。
”知財のミカタ”などを
最近プッシュしてますね。
こんな感じ。
http://www.junkai-jpo2017.go.jp/
色んな啓蒙イベントを行ったり、
相談窓口を増やしたりしてますね。
う~ん、この知財活用は
難しい気がする(>o<)
中小製造業の知財活用の
最大のネックは、費用面でしょうね。
その費用の多くは、特許事務所などの
手数料ですね(ToT)
この手数料を安くするためには、
特許書類を簡素化しないと
イカンですねφ(.. )
ある程度はAIで軽くすることが
できるかもしれないが、今の
特許書類のあり方では
難しいね(>o<)
いっそのこと、AIで形式的に特許
書類を作れるようにして、権利と
してのギャップを埋める手立てを
考えた方が良いかも。
そうすれば、特許の費用がかなり
安くなるかもしれませんね(^-^)
3つ目は、知財人材育成の推進
が挙がっています。
”知財人材育成”と言っても、
ハンパなレベルじゃないですね。
小中高等学校から大学まで、
知財創造教育を進めていくらしい。
”知財創造教育推進
コンソーシアム”が首相官邸に
設置されました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tizaikyoiku.html
これを見ると、知財創造プログラムなど
なかなかオモロイ試みに見えますね。
2020年からの小学校のプログラミング
必修化もあるし、人生100年時代構想
の流れもあるし、知財創造教育
ってのは、良いんじゃないか(^○^)
わたしは、創造力を高めるには、
思考力を高めることが必要だと
思ってます。
以前から唱えている”深海思考”
ですな(-_-)゜zzz…
まあ、この辺の話しは、
また別の機会ということで。
続きは、また今度。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・農業に知財を活かせ!
・中小製造業の知財活用は根付くか?
・知財創造教育は進んで欲しい!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
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