第380回:中小製造業の業種別の知財の活用とは?

 

今回は、知財活用のお話し。

知財を活用する上で重要なのは、

まずは知財の力を理解することですな。

知財には、主として、

創造時における情報としての力と、

創造後における魅せる力があります。
(@_@)

これらは、以前もお話ししましたので、

今回は、業種別の活用法です。

中小製造業で、ザッとどのように知財を

活用できるかは、

タイプによって違いますね。

中小製造業を以下の3つに分けてみます。

(1)開発型

(2)コモディティ製販型

(3)請負加工型

 

知財業界では、知財経営とか、

知財経営コンサルティングとか、

いろいろがんばって広めようとしています。

しかし、知財経営の定義が

実はまだ固まっていません(^0^;)

多くの場合、知財権の取得や

権利行使の体制を構築する、

といった意味合いが強いかな。

でも、それが知財を活用する

ということであれば、

かなり狭いことになります(>_<)

 

まずは、(1)の開発型の製造業の場合。

このタイプでは、知財の活用は、

結構重要になりますね(^O^)

特に、開発時における知財情報の

活用などは、かなり効果的です。

中小製造業では、まだまだ知財情報を

活用しているところは少ないですね。

アウトプットレベルを上げるには、

インプットレベルを上げることが

効果的ですね(^○^)

インプットレベルを短時間で上げる

ためにも、特許公報などの知財情報は

有効ですp(^_^)q

 

一方、(2)のコモディティ製販型や

(3)請負加工型の製造業の場合。

会社の数としては、

こちらの方が多いですね。

でも、このタイプでは、

知財権の取得や権利行使の体制の構築

といった活用の仕方は、

さほど効果的ではありません(>o<)

そもそも、扱っている商品が、

知財権を使って保護できるものではない

場合が普通だからです(ToT)

これらのタイプの場合だと、

創造後の知財の魅せる力を

利用する方が大きい(@_@)

つまり、自社や製品のコンセプトを

創造して、そのコンセプトを現実の世界に

現すことですねφ(.. )

情報の発信ですなp(^_^)q

ここでは、コンセプトを創造する能力と

そのコンセプトを表現する能力が

重要ですな( ̄∇ ̄)

具体的には、

ホームページやパンフレットなどに、

自社のコンセプトに基づいた

情報を発信したりすることですね。

ただし、これらのタイプは、

一般的には付加価値が低いですよね。

中小製造業で付加価値の低いビジネスは、

特にこれからはシンドイです(ToT)

中長期的には、独自資源を構築して、

付加価値の高い領域に

シフトしていった方が良いですね。

独自資源を構築するのであれば、

そこには知財が関係してきます。

どんな知財を創造し、

その知財をどう管理するか、

中長期的な視点で

設計していきたいですな。

続きは、また今度。

 

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●●今回のネオフライト奥義●●

・タイプ別に知財活用法は異なる!

・開発型は知財重視でいくべし!

・それ以外は付加価値の高みへ!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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