第376回:中小製造業の知財の活用とは?

 

今回も、知財の利用のお話し。

企業で知財を利用しようという場合、

2つの視点から考えられました。

1つ目が、内部での利用。

2つ目が、外部への発信。

 

今回は、外部への発信です。

知財を外部に発信しようとしている企業は

意外と少ないですね(>_<)

まあ、知財を「文書化」してませんから、

発信すべき知財がそもそも見えていませんからね(=_=)

以前からお話ししていますが、

お客さまがモノを買うのは、

そのモノが良さそうと思うからですね(^-^)

なぜ良さそうと思うかというと、

そのモノの周囲から発信されるいろんな情報を受け取って、

それらの情報が”しきい値”を超えるからですね。

”しきい値”を越えると、

脳を振るわせるモーターに駆動信号が出力されて、

モーターが脳を振るわせる。

これによって、”欲しい”と思う訳ですな(o゚▽゚)o

ということは、お客さまの”しきい値”を越えさせるような

情報を発信すべきです。

どんな情報かというと、

それが知財ということになりますな(^o^)

コンセプトというのは、

知財の一種ですね。

まあ、頭の中の観念的な価値情報ですな。

ものづくりやサービスでは、

この価値情報が現実の世界に落とし込まれるわけです。

現実の世界に落とし込まれると、

それは、価値情報の発信となりますね(^○^)

なにも言葉で語らなくても、

そのモノやサービスの”たたずまい”や空気感が

頭の中の観念的な価値情報を発信しています(^-^)

つまり、価値情報は、

モノのデザインやパッケージデザインとなり、

さらに、ホームページやチラシ、雑誌となって、

現実の世界でお客さまに発信されるんですね(@_@)

でも、知財というのは、

そもそも見えないものだから、

認識しにくいんですね(=_=)

認識しにくいということは、

頭の中の価値情報も不明確のままなので、

それを現実の世界に落とし込もうとしても

お客さまの脳を振るわすような価値情報を

具現化させにくい(ToT)

そうすると、お客さまに刺さりにくくなるので、

モノやサービスが売れにくくなります(>o<)

まずは、企業内部で知財をしっかり「文書化」して

認識できるようにして、

さらに企業外部に積極的に「発信」しましょう。

「発信」は、文章や写真などもありますし、

デザインなどもあり得ます。

そして、その「発信」は、お客さまだけでなく、

コラボ企業や調達先企業、金融機関、投資家などにも

響くかもしれません(@_@)

知財の創造→内部での文書化→外部への発信

を意識したいですな。

続きは、また今度。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●

・知財を文書化したら、外部に発信しよう!

・顧客、各種企業、金融機関にも響かせよう!

・創造→文書化→発信へと繋げよう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント