第302回:中小製造業の経営方針の源とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、時間家計簿について

お話ししました(^0^)

今回は、経営上の特徴のお話し。

最近、経営改善コンサルの過程で、

思うことがあります。

それは、やはり知財は重要なんだってこと!(^^)!

ここでの知財っていうのは、

特許権とか商標権とかっていう

いわゆる権利だけじゃなくて、

発明とかノウハウとか顧客名簿とか、

そういう目に見えない財産も含めて言ってます(^o^)

ちなみに、経営改善コンサルって

こんな風に進めていきます。

●経営上の課題を把握する

●その課題を達成するための方針を考える

●その方針を実現するための具体的行動を考える

●その具体的行動を実行する

●実行結果と目標値との差を分析・修正する

 

例えば、請負加工業で、顧客の海外シフトにより

売上が低迷している、といった状況は結構多い。

このようなとき、課題の一つは、

既存顧客の売上を維持しつつ、

他の売上アップ策を考える、

といった感じになります(*_*)

そこでどういう方針を考えるかというと、

その根拠とするのは、

やはりその会社の強みだ( ̄^ ̄)ゞ

しかし、自社の強みというのは、

内部の人にはなかなか見えないんですね(*_*)

外部の人が見ると、

「こんな強みがあるのに」

と思うようなことでも、

内部の人には見えないってことは、

むしろ普通です。

強みっていうと、

誰も持っていない世界No.1じゃなきゃ、

っていうイメージがありますよね。

そのイメージがますます強みを見えなくしています(ToT)

でも、実は、強みっていうのは、

”他の会社との違い”程度のものであって、

圧倒的No.1である必要はありません。

あくまでも、自社の中で相対的に強いものであればいい(^o^)

強みを追求していくと、

それは、いつの間にか

”特徴”とか”違い”という言葉に置き換わる。

このような、自社の”特徴”とか”違い”を

明確にして、それらを軸にして、

方針を考えていくことになります(^_^)b

実は、”特徴”とか”違い”って、

ほとんど知財のことなんですよね(^-^)

なので、経営で重要な点は、

実は知財を軸にして、

いかに方針と具体策を立てていくかってことになる。

知財っていうと、どうしても小難しくなっちゃうけど、

経営にとってとても重要な要素です(^□^)

まあ、言葉としては、”知財”は難しいし、

”強み”と言っても間違って伝わり易いし、

やはり、ここは”特徴”なんでしょうかね。

自社の”特徴”を明確にして、

その”特徴”を根拠に方針を立てましょう。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・自社の特徴が経営方針の源だ!

・特徴を明確にしよう!

・特徴とは、知財なり!

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知財よりも広い概念に、

知的資産っていうものがある(^_^)b

実は、経営方針の源としては、

知財だけではなく、

もっと広い知的資産も含まれる。

しかし、いかんせん言葉が難しいので、

結局は、また伝わらない気がする。

なにか、良い言葉はないですかね~?

 

それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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