こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、アイデアの売りについて
お話ししました(^0^)
今回も、アイデアの売りのお話しです(^Д^)
アイデアや発明の売り込みには、
いろんなパターンがあり得ますな。
ここでは、発明初心者が、
採用の可能性を少しでも上げるための方法について
考えてみましょう。
単に、アイデアを考えてみて、
それから売り込みを考える、
というのは、あまり効率は良くないでしょうね。
コツは、逆算思考です。
「アイデアはあと、分析が先」
ですな。
以下のステップです。
1.得意分野・好きな分野のリストアップ
2.アイデア募集企業のリストアップ
3.アイデア募集企業の調査・分析
4.アイデア分野の仮決定
5.アイデア分野の調査・分析
6.アイデア分野の決定
それぞれについて見てみましょう。
1.得意分野・好きな分野のリストアップ
アイデアとか発明を産み出す過程というのは、
楽しいだけじゃないですね。
苦しいことも多いです。
楽しいだけの状態で考えたアイデアは、
普通、誰かが考えてます。
苦しくも、深く深く潜って絞り出した果てに、
一筋の光明が見えてくる。
こういう、産みの苦しみを受けても
なお続けるためには、好きなことじゃないと
モチベーションが続きません。
但し、好き嫌いは抜きにして、
得意分野があるなら、それだけで、
アウトプットレベルが高いはずなので、
それはそれで、アリかな。
2.アイデア募集企業のリストアップ
募集していないようなアイデアを考えても、
発明初心者には、売り込みは難しいでしょう。
それよりも、すでに募集している
アイデアに絞った方が良いですよね。
ちょいと検索するだけでも、
それなりに見つかります。
やっぱり、日用品が多いですよね。
あと、東大阪商工会議所で
アイデアを製品化する
取組をしています。
企業相手にプレゼンできる
というのは、とても良いですね。
全国から応募可能で、
まだ募集しているそうですから、
試してみても良いかも。
3.アイデア募集企業の調査・分析
アイデア募集企業について、
どんな商品を募集していて、
どんな商品が採用されているのかを
調べましょう。
できれば、担当者に会って聞きたいところです。
中々、会ってくれないと思うので、
メールなどで質問しても良いかも。
とにかく、どんな商品を欲してるのか、
深く知りたいところです。
4.アイデア分野の仮決定
好きな分野と、募集している分野との
マッチングですね。
マッチしたら、一応の仮決定です。
5.アイデア分野の調査・分析
決定した分野・商品について、
徹底的に調べましょう。
歴史、構造、素材、種類、デザインなどなど。
ネットで調べて、本で調べて、
お店に行って直接見たいですね。
ポジショニングなども分析した上で、
できるだけ空いてる領域を狙いたいですね。
6.アイデア分野の決定
上記5の調査・分析で、ダメそうなら、
上記3の「アイデア募集企業の調査・分析」に戻って
やり直しです。
一方、上記5の調査・分析で、
イケる、と判断したら、
アイデア分野を決定しましょう。
商品コンセプトなども仮決定したいですね。
募集企業が、コンセプト段階でも見てくれるなら、
見てもらった方が良いでしょう。
とにかく、相手がどんな商品を採用したいのか、
事前に深く知りたいですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●
・採用の可能性を少しでも上げることを事前に考えよう!
・発明はあと、分析が先!
・相手のニーズを事前に察知しよう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんな商品でいくか決まったら、
あとは、発明していくだけですね。
発明に関しては、いままでも何度かお話ししてきました。
自分のアイデアが採用されて、
商品化されると嬉しいですね。
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ