こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、政策について
お話ししました(^0^)
今回は、中小と知財のお話しです(^Д^)
先日、こんな報告書を見ました。
「中小企業の知的財産に関する
調査報告書」
http://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=25708
この報告書についてのお話し(^Д^)
この報告書によると、
課題は、知財の経営への活用
ということらしい(^_^)
といっても、アンケートによると、
経営に活用できていると答えた会社が
60.4%もある(°0°)
う~ん、結構高いじゃないか。
出願状況を見てみると、
71.6%の会社が、知的財産権の出願をしている。
う~ん、直感的な印象としては、
数値が高すぎるんじゃないかなぁ(°0°)ウソ?
調査のターゲットを見てみると、
都内中小製造業にアンケートを配布して、
回収率が12.5%となってますd(^_^o)
おそらく、知財に積極的な会社だからこそ、
知財のアンケートに返信したんじゃないかな。
中小製造業の多くは、
おそらく知財を積極的には
考えていないように思います(^_^;
ましてや、経営に活用しているなんて、
ほとんどないですよね(>o<)
そもそも、しっかりと研究開発している企業じゃないと、
知財を効果的に活用するといっても、
さほど効果的ではないんじゃないかな(‘_’)
大企業をトップとする系列的な中小企業としては、
大企業の依頼に応じて もの作りをしていた訳で、
こういう下請け分業的な役割の中では、
特許とか商標とかが、
効果的に威力を発揮しにくい気がします(^_^)b
なので、必然的に、知財の経営的な優先順位は
下がりますよね(ToT)
もちろん、知財よりも広い概念である
”知的資産の活用”という点では、
そんな中小企業でも、積極的であるべきですが。
最近は、将来的な国内市場規模の縮小に応じて、
大企業が厳しくなってきていて、
人件費の安い外国に業者を変えたりしていますよね。
そのため、以前のケイレツにとらわれずに、
自由に活動しよう、という中小製造業が増えてます(^○^)
先日、コンサルさせて頂いた企業も、
まさにそんな状況でした(^-^)
そんな状況で、請け負い的な仕事だけでなく、
オリジナル製品を作っていこうとなると、
”研究開発”の要素が出てくるので、
知財を活用し得る場面が出てきます(^_^)b
ただし、最初は、”特許を取る”というような
いわゆる古典的な知財の使い方は
あまり考えなくても良いかな。
それよりも、”知財を情報として活用する”
ための体制を作った方が、長期的には有効でしょう。
まあ、体制作りの方が、単に特許を取るよりも
はるかに高度ですけどね(^_^;
最近は、わたしも、中小製造業の開発プロセスに
関与させて頂くことが多くなってきました。
知財に不慣れな中小企業に対して、
知財情報の活用という役割を
わたしが担当している感じです( ̄^ ̄)ゞ
なので、知財情報を活用していく場合、
短期的には、知財専門家に関わってもらう
というのはアリだと思います。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・知財の情報的活用を目指そう!
・開発プロセスで、知財情報を活用しよう!
・知財専門家を検討しよう!
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開発プロセスで知財専門家を活用するといっても、
企業の深くに入っていって
開発プロセスに関わっていこうとする知財専門家が
一般的にはまだそんなに多くない気はしますね(ToT)
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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