こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、今回は、リンクのお話し(^0^)
前回は、自分の考えたアイデアについて、
構成と効果に分離することをお伝えしました。
前回のお話しはこちらです。
今回は、構効(こうこう)リンクのお話しです(^_^)b
せっかく、前回で構成と効果を分離したのに、
今度はリンクさせるって、どういうことなんでしょう?
う~ん、リンクというより、対応付けといった感じです。
そう、構成と効果をそれぞれ対応付ける、ということ(^.^)
そもそも、「~することができる」
という効果が生じるのは、なぜでしょう?
今までとは異なる効果が出るってことですよね?
なぜ今までとは異なる効果が出るかっていうと、
構造や形状が今までとは異なってるからなんです(^-^)
形状や構造、つまり構成が、今までと同じであれば、
今までと同じ効果しか出ませんよね(>o<)
つまり、今までと異なる効果が出るのは、
今までと異なる構成があるからなんです。
その構成と効果をしっかりと対応付けましょう、
というのが今回のテーマです!(^^)!
実際のアイデアには、いろんな効果があって、
いろんな構成があって、
それらが複雑に入り組んでいるように見えます(?_?)
でも、実は、とてもシンプルで、
ある構成と、ある効果は、対応しています。
まあ、ここは具体的に見た方がいいでしょう。
例えば、前回と同じで、こんなiPhoneケースです。
●ひもが掛けられるので、首から掛けることができる
●軽くて肌触りが良い
まず、以下のように、構効分離するんでした(^.^)
◆構成
・ひもを通す2つの穴があいている
・木製である
◆効果
・ひもが掛けられるため、首に掛けることができる
・軽くて肌触りがよくなる
このような構成と効果から、対応付けを明確にしてみましょう。
どの効果は、どの構成によって生じるのかを考えてみると、
こんな感じになるはずです(^-^)
(1)
・構成・・・ひもを通す2つの穴があいている。
↓
・効果・・・2つの穴にひもを掛けることにより、ケースを首にぶら下げることができる
(2)
・構成・・・木製である
↓
・効果・・・軽くなる
木が表面に現れるため、肌触りが良くなる。
このように、構成と効果を分離するだけでなく、
構成と効果をしっかりと対応付けする必要があります(^o^)
ちなみに、初心者の場合、構成の認識が苦手です(T^T)
なので、当然、構成と効果の対応付けも苦手です(ToT)
最初のうちは、”効果から考える”といいでしょう。
効果からスタートして、”なぜなぜ”を繰り返して下さい。
こんな感じ( ^o^)ノ
「首にぶら下げられる」って、なぜ?
「ひもがかけられるから」です。
じゃあ、「ひもがかけられる」って、なぜ?
「穴が2つあいてるから」です。
こんな風に”なぜなぜ”を繰り返していくと、
その効果に対応する構成にたどり着きます。
それら構成と効果を明確に対応付けるということですね(^o^)
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●●今回のネオフライト奥義●●
・構成と効果を明確に対応付けしよう!
・効果から構成を考えよう!
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特許実務の世界では、
構効リンクの考え方は、非常に重要です。
これができると、発明のポイントを
ズバッと明確にすることができるだけでなく、
発明を階層化することができるようになります(^_^)
発明を階層化することができるようになると、
権利の広狭を操ることができるようになります(^○^)
まあ、ひとまずは、構効分離と新旧分離ですな。
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ