第233回:アイデアの新旧分離とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回は、分離のお話し(^0^)

自分の考えたアイデアについて

冷静に調査をすることが重要だと

お伝えしましたね。

今回は、調査して分析するための考え方です(^_^)b

自ら考えたアイデアであっても、

100%自分が初めて考えたもの、

ということは、普通はないですよね(^.^)

ニュートンの言葉です。

「私がさらに遠くを見ることができたとしたら、

それはたんに私が巨人の肩に乗っていたからです。」

先人達の偉大な業績を利用して、

彼は新たな法則を見いだした。

それと同じで、

アイデアというのは、

先人達の作ったものに

自分のアイデアを付加したもの、

というのが普通です(^O^)

そして、特許が付与されるのは、

主として、

付加された新たなアイデアの部分

です(^-^)

ニュートンの言葉で言うと、

巨人の肩は引き算され、

おのれの部分のみが

評価対象になるわけです。

なので、調査しながら検討して欲しいのは

以下の点です。

●今までと同じ部分はどこか

●今までと異なる部分はどこか

先人達の考えた巨人の部分と、

おのれで新たに考えた部分とを

切り離す必要があります。

新旧分離ですな(^_^)b

例えば、こんなアイデアを考えたとします。

「ひもが掛けられた木製のiPhoneケース」

今まで、普通の樹脂製のケースしか

なかったとします。

新旧分離してみましょう。

●今までと同じ部分はどこか

・iPhoneの裏面を覆うケース

●今までと異なる部分はどこか

・ひもが掛けられる
・木製である

評価対象となるのは、

ひもが掛けられるという部分と

木製であるという部分ですね(^o^)

巨人の肩に乗るのはOKです。

というより、ぜひぜひ、

うまく乗っかってください。

その上で、自分のオリジナリティが

どこにあるのかを

冷静に把握すると良いですね。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●

・新旧を明確に分離しよう!

・自分のオリジナリティを探せ!

・巨人の肩には積極的に乗っかろう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

新旧分離の考え方は、

特許を取得する上では非常に重要です。

でも、初心者の場合、

なかなか新旧分離できないことが多いですね。

旧の部分も含めて、

”こんなスゴいんです”

というケースがかなり多いです。

オリジナリティの新の部分だけで、

”こんなスゴいんだぜ”

と言えるようになりたいですな。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント