こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、今回も、発明発想のお話し。
前回、問題解決プロセスの
「基本4ステップ」を紹介しました。
以下の4つでしたね(^_^)b
1.問題を定義する
2.ツールを選択する
3.解決策を生成する
4.解決策を評価する
今回は、「1.問題を定義する」についてです。
「問題を定義する」というのは、
開発テーマを決定する、
とか、
課題を設定する
などと、同じです。
技術・発明の世界では、
問題を定義することは、超重要です。
問題を適切に定義することができれば、
半分は成功したようなもんです(^▽^)
ただし、これがなかなか難しい(T_T)
わたしたちは、
問題が与えられると、
その問題を解決しようとしちゃうんです。
特に、開発者や技術者は、
問題を解決するのが、
好きだし得意であることが多いです。
とにかく、早く、問題を解決したい(^^ゞ
なので、問題そのものを考えようとしていても、
問題「発見」思考から脱して
すぐに問題「解決」思考に移行しようとします。
そうそう、アイデアを出そうとする感じ。
だって、アイデアを出すことに頭を使った方が、
クリエイティブだし、なんか楽しいし~(^_^;)
でも、そこは、ググッと
こらえて頂きたい(;_;)ググ
もちろん、軽く問題「解決」思考に移っても良いんですが、
一旦どかこにそれを書き留めたら、
また、問題「発見」思考に戻って頂きたい。
まずは、問題自体をちゃんと考えましょうよ、
っていうのが、TRIZの考えなんです(^_^)b
問題をしっかり考えて、
しっかり定義しましょう、
ってことですね。
そのためには、そもそも問題っていうのは、
いろんな階層に分けられる、
ということを認識するのが良いですね。
問題っていうのは、
いろんな階層に分けることができて、
かつ、それらが論理的に繋がっています。
というか、当初の問題に対して、
論理的に考えて階層化する、
って感じです。
そう、
なので、発明の最初のプロセスで重要なのは、
左脳を使った論理的思考です。
発明っていうと、ふとしたときに、
突然現れるようなヒラメキの世界だと思いがち。
なんて言うか右脳的な発想の世界。
もちろん、そんな能力も大切なんですが、
発明の最初の段階は、
問題を「定義」することでして、
そんな問題「発見」のためには、
左脳を使って論理的に考える必要があります。
ひとまず、発明発想力をアップするためには、
左脳的な論理的思考力が重要だってことを
覚えておいてください(・∀・)
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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