第190回:発明的問題解決法TRIZとは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回は、発明発想のお話し。

問題解決法っていうのは、

今では、よく聞きますよね(^O^)

ある課題に対して、ピラミッド構造にして

ロジカルに細分化していって、

細分化したそれぞれについて

施策を考えて実行するというものです。

この辺は、一般的・汎用的な

問題解決の方法ですな(^_^)b

実は、発明の世界にも、同じような

問題解決の方法論があります。

その名も、

「発明的問題解決法」

そのまんまですな(^◇^;)

発明的問題解決法というのは、

「TRIZ」という方法論がベースになっています。

「TRIZ」って、なんて読むのかっていうと、

「トゥリーズ」です、「トゥリーズ」。

昔、旧ソ連の とある特許審査官が、

何十万件の特許文献を調べて、

築き上げた方法論です(*゚д゚*)

ずいぶんとマニアックですな(^_^;)

以前、日本にも鳴り物入りで入ってきたんですが、

道半ばで、廃れていきました(>o<)

「TRIZ」ってやつは、

内容的には かなり膨大で、

なかなか使いこなせなかったんですね(T_T)

まあ、期待が大きすぎたんでしょう。

「これさえあれば、なんでも叶う」

みたいな感覚でしたが、

使いこなせなくなって、失望に変わる、

といったところでしょうか。

いくら「TRIZ」だ何だって言ったって、

所詮はツール。

発想するのはあくまでも自分です。

そこは、はき違えちゃ~イカンですね(^。^)

でも、「TRIZ」は、今では、

世界的に結構普及しています。

発祥の地 ロシアはもちろん、

アメリカ、ヨーロッパ、インド、

中東、東南アジア、韓国、中国などなど(°0°)

特にスゴいのが、韓国。

サムスン、LG、現代、POSCOなど、

名だたる企業が導入して躍進しています。

日本でも、もう一度、

「TRIZ」ってやつを見直しても

良いかもしれませんね。

ちなみに、わたし、

「TRIZ」の研究会に入っておりまして、

かれこれ3年くらい、「TRIZ」の

勉強をしています(._.)φ

ということで、

ネオフライトの今年最後のセミナーは、

「TRIZ」を使った発想法を紹介しま~す。

◎ネオフライト11月セミナー

「イノベーションのための発明方法論を使いこなそう!」

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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