こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、今回は、水際のお話し。
水際といっても、夏のプールではありません(^^;)
税関の取り締まりのお話しです(^_^)b
これからは、日本企業も海外からの模倣品対策を
考えないといけませんな(>o<)
ちなみに、経産省の相談案件のうち、
60%以上が中国製造の模倣品だそうです。
つまり、中国からの模倣品が日本に入ってきて、
日本の市場を荒らしてるってことですな(`へ´)フンッ
そんなとき、どうすればいいんですかね~。
一般的には、警告書を送るってことになるんでしょうが、
中国メーカーに送る訳にもいかないし。。。
こんなとき、税関による水際取り締まり作戦が
使えるかもしれませんよ(O_O)
「
そこのパクリ品!
どこで誰が作っていようと関係あるかい!
とにかく、日本に入ってくる輸入の段階で取り押さえゃ~!!
」
ってことですな。
つまり、「輸入差し止めの申し立て」ってやつです。
こいつは良いね(^▽^)
だって、日本市場に流通する前に、
入口の段階でストップかけられるんだからね(^。^)
先日、ダイソンがこの「輸入差し止めの申し立て」を使って、
まぁるい扇風機を税関で押さえました(^.^)
まあ、正確に言うと、
ダイソンは、まぁるい扇風機の意匠権を持っていた訳で、
その意匠権に基づいて、
税関に輸入差し止めの申し立てをして、
それが受理されて、
税関がパクリ品の輸入を阻止したってことですな。
税関のホームページによると、
1,000台以上のパクリ品が
水際で差し止められたそうです(゚ω゚)
しかも、ダイソンが、東京税関に感謝状を贈ったとか(^◇^;)
最近の輸入差し止め実績の90%以上が
中国からのパクリ品です(;゜ロ゜)
まあ、水際対策については、
いろいろと税関がアピールしてますね。
ちなみに、「輸入差し止めの申し立て」の代理手続き
っていうのも、弁理士の仕事です。
もし、パクリ品に困っていたら、
「輸入差し止めの申し立て」、
使えるかもしれませんよ(^_^)b
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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