第174回:中小製造業の特許開発とは?Part2

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、今回も、特許開発のお話し。

前回は、まずは客観的に己(おのれ)の

技術・特許を把握しましょう、

ていうお話しをしましたね(^_^)/

今回は、その続きですな。

己(おのれ)の把握ときたら、次は何でしょうかね~?

そうですね~、

敵の把握ですな(*_*)

具体的には、他社技術・他者特許の把握です。

実は、己(おのれ)を知らない会社も多いのですが、

敵を知らない会社もかなり多いです(T^T)

ビジネスっていうのは、

同じマーケットにおける他社との競争です。

ということは、己(おのれ)のことはもちろん、

他社のことを知らないと、次の効果的な手が

打てませんよね。

にもかかわらず、他社のことを知らない会社は

本当に多いです((((;゚Д゚)))))))

じゃあ、なぜ、他社のことを知らないんでしょうね~?

簡単に言うと、知ろうとしないからですな(^^;)

じゃあ、なぜ、知ろうとしないかというと、

他社を知ることに意義を見いだしていないからですな(◎_◎;)

その原因は、

逆算思考ができていないからだと思います(?_?)

つまり、最初にゴールを決めて、そのゴールに到達するために

仮の答えとその検証を繰り返して進んで行く、

という姿勢ですな(v^_^)v

この姿勢ができていると、

ゴールを決めるときや、

仮の答えを作るときや

検証をするときに、

他社情報を含めたいろんな情報を必要とするし、

そういう会社は、外部の情報に対するアンテナの感度が

高くなっていきます(((o(*゚▽゚*)o)))

これらの情報の一つとして、特許情報があって、

これによって、他社の技術情報を

客観的に把握することができる訳ですな。

例えば、他社特許の出願件数の推移をみるだげでも、

それなりの価値はありますね(o^^o)

また、他社特許の技術分類や課題を見ると、

その会社がどの辺の技術に力を入れているのかが分かりますな。

これが複数社分あれば、他社の技術上のポジショニングが

把握できます(゚o゚;

自社の状況も付加すれば、さらに、

自社を含めた客観的な技術上のポジショニングが把握できます(゚Д゚)

これらの情報があると、

答えと検証の精度が違ってくるんですね d(^_^o)

まず答えを出すために、己(おのれ)と他社の

技術状況を客観的に把握しましょう。

それだけでも、次の一手の重みが変わってくると思いますよん。

大事なのは、逆算思考と情報活用ですな(^▽^)

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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